THE有頂天ホテル「携帯を渡せ!」Mobile&Movie 第195回

» 2006年01月20日 15時27分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名THE有頂天ホテル
監督三谷幸喜
制作年・製作国2005年日本作品


 今回ご紹介する作品は、おなじみ三谷幸喜脚本・監督の「THE有頂天ホテル」。ホテルアバンティで起こる、大晦日から年越しまでの2時間がリアルタイムで描かれています。騒動を巻き起こすのは、隠し撮りされた画像が収められた携帯電話。以下、内容に触れますので、これから観る予定の方は、ご注意ください。

 ホテルアバンティでは、大晦日のカウントダウンパーティの準備に大忙し。さらに、汚職事件でマスコミがが注目している武藤田勝利代議士(佐藤浩市)や、有名演歌歌手徳川膳武(西田敏行)の対応にも追われていました。そんなホテルアバンティのトラブルに冷静しているのが、副支配人の新堂(役所広司)。31日かぎりでホテルを退職し、田舎へ帰るという只野(香取慎吾)を惜しみつつ、従業員たちに的確に指示を与えていました。

 客室係の竹本ハナ(松たか子)は、実は武藤田代議士の元愛人。武藤田がホテルアバンティに滞在していると知り動揺しますが、いつのまにか別の事件に巻き込まれていきます。武藤田に取材をと押しかけるマスコミはホテルのロビーの前に増えていく一方で、秘書の神保(浅野和之)は何とかマスコミに気付かれず脱出する方法を画策します。しかし武藤田は議員生命の終わりを憂い、投げやりな態度で神保を困らせるばかり。

 そんなホテル前の騒ぎに便乗して、ロビーに忍び込んだのはコールガールのヨーコ。従業員に見つかりつまみ出されますが、懲りずにまた入ってきます。そこで見かけたのが、顔見知りの男・堀田(角野卓造)。さっそく近寄り挨拶しますが、堀田は慌てた様子。なぜなら今日は堀田の妻(原田美枝子)とともに“マン・オブ・ザ・イヤー”の表彰に出席するため、ホテルにやって来たのですから。妻に見られないようにと、挙動不審になる堀田。そんなことには構わず、ヨーコは携電話帯を取り出し、自慢気に見せます。

 「待ち受けにしている、この写真見てると元気になるの」

 そこに映っていたのは、堀田の酔っ払ったまぬけな醜態。

 「携帯を渡せ!」

 と堀田は詰めよりますが、ヨーコは知らん顔。逃げるヨーコを堀田はホテル中を追いかけ回します。

 その頃、カウントダウンパーティの準備でまたトラブルが発生。ショーの目玉として登場するはずだったアヒルのダブダブがホテルの中で、行方不明になってしまったのです。さらに堀田の妻は、新堂の別れた妻だったと判明。ホテルで思いがけず再会してしまい、咄嗟に新堂は見栄をはって、ウソをついてしまいます。この一つのウソがだんだん大きくなり、自分の首をしめることに。

 携帯電話の騒動に、アヒル騒動、代議士の逃走劇──と、大晦日のホテルアバンティは収拾不可能。はたして無事に年を越せたのでしょうか? カウントダウンの瞬間にオールスターキャストが勢ぞろいします。

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