シャープが“ワンセグを見るための形”として採用したサイクロイド型ボディの携帯が、ボーダフォンの「905SH」(3月15日の記事参照)。3キャリアのワンセグ携帯の中では最後発となるが、その分、電池の持ち時間が伸び、軽量化が図られている。
| 端末名 | メーカー | テレビ対応 | サイズ | 重さ | ワンセグ連続視聴時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 905SH(ボーダフォン) | シャープ | ワンセグ/アナログ | 約49×105×27ミリ | 約143グラム | 約4時間(イヤホン利用時、暫定値) |
| P901iTV(ドコモ) | パナソニック モバイル | ワンセグ/アナログ | 約51×110×27ミリ | 約150グラム | 約3時間 |
| W41H(au) | 日立製作所 | ワンセグ | 約53×106×27ミリ | 約159グラム | 約3時間45分 |
| W33SA(au) | 三洋電機 | ワンセグ/アナログ | 約50×105×27ミリ | 約150グラム | 約2時間45分 |
ワンセグ携帯の中で最軽量モデルとなる905SHの大きな特徴といえば、やはりサイクロイド型機構。液晶部を90度回転させると横長画面に早変わりするもので、折りたたみ型携帯で慣れた操作のまま横長画面によるテレビ視聴が可能だ。
サイクロイド型携帯の中をのぞくと、2つの軌道があるのが分かる。1つはディスプレイの回転を誘導する軌道で、もう1つはディスプレイ部と本体をつなぐ細線同軸ケーブルの移動をサポートする軌道だ。
ディスプレイの回転と同時に動くパーツ部分には、くの字形のバネが搭載されており、ディスプレイを途中まで回転させると、あとはバネの慣性の力で横位置まで回転する仕組み。このバネ部分は、ディスプレイを回転させたときに手に伝わる感触を重視してチューニングするなど、こだわったところだという。
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