携帯内の音楽をFMラジオで再生──「かんたんトランスミッタ」

» 2006年04月05日 19時05分 公開
[園部修,ITmedia]

 デジタルオーディオプレーヤー関連の周辺機器などを企画・開発しているアイソニックは4月中旬から、単三アルカリ乾電池1本で22時間動作するステレオFMトランスミッター「かんたんトランスミッタ」(SL-FM1)を発売する。価格はオープンプライスだが、実売価格は3000円前後になる見込み。

Photo かんたんトランスミッタ(SL-FM1)。価格は3000円前後と、一般的なポータブルオーディオプレーヤー向けFMトランスミッターの中でも低価格な部類に入る

 かんたんトランスミッタは、ポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話の音声出力を、FMラジオチューナーを搭載したコンポやカーステレオなどで再生できるようにする製品だ。製品には3.5ミリのステレオミニプラグを装備するほか、4極平型プラグ用の変換アダプタも付属しており、携帯電話にも直接接続できる。これを利用すると、音楽再生機能を持った携帯内の楽曲データを、カーステレオなどで再生することも可能になる。

 発信周波数帯は76.0MHzから90.0MHzの中から0.1MHz刻みで選べ、10チャンネルまでプリセットしておける。デジタルチューニング方式を採用しているため、FMラジオとの混信を避けながら、電波状況に応じて使用チャンネルを変更可能だ。チャンネル確認用のバックライト付き液晶も搭載している。

 ボディサイズは50×72×20ミリとコンパクトで、電池をのぞいた重さは約35グラム。信号入力がない状態が1分間続くと自動的に電源を切る機能も備える。別売になるが、DC12Vに対応したACアダプタやカーアダプタなども接続可能だ。

PhotoPhoto サイズは50×72×20ミリと携帯電話よりコンパクト。単三アルカリ乾電池で最長22時間の連続再生が可能

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