1位 「SO902iWP+」「SO702i」「705SH」――新機種がJATEを続々通過
2位 ウィルコム、「PHSが心臓ペースメーカーに悪影響」の広告に抗議
4位 「902iSシリーズ」がJATE通過、「W41SH」「V201SH」も
5位 「W-ZERO3」がモチッとした手触りに──ソフトジャケット登場
6位 「SH902i」が巻き返しトップに――「W43T」がトップ10登場
9位 薄さ14.9ミリの3G携帯「804SS」を試す──日本語入力
10位 ドコモ25万増、ボーダフォンは1万増とやや振るわず〜4月契約者数
ゴールデンウィークとちょうど重なった今週のランキング。1位は「SO902iWP+」「SO702i」「705SH」などの新機種がJATEを通過、という記事だった。3位の「ばけたんストラップ」については、たくさんの読者の方からメールをいただき、新崎記者も非常に喜んでいた様子。編集部ブログで掲載した後日談も、合わせてお楽しみいただきたい。
さて、そんなゴールデンウィーク直前の4月28日の話。この日、前日遅くまで起きていたにもかかわらず、記者は張り切って早起きをした。この日からスタートするドコモのクレジットサービス「DCMX mini」をダウンロード・設定するためだ。
朝7時、iMenu(iモードのトップ画面)からアクセスしようとするも、DCMXサイトがなかなか開けない。どうもアクセスが殺到しているらしく、サーバが激重なのだ。身支度をしながら何度も何度も試しているうち、ようやくDCMXサイトを開くことができた。
しかし今度は何度トライしてもダウンロードできない。刻々と時間が過ぎるうち、ハタと気がついた。そうだ。記者は携帯電話料金を、クレジットカードで支払っているではないか!
DCMX miniで利用した料金は、携帯電話の利用料と一括して銀行口座などから引き落とされる。クレジットカードでの決済はできないのだ(4月5日の記事参照)。そういえば、「クレジット払いで払っているユーザーは支払い方法を変更しないと、DCMX miniを利用できない」と自分で原稿に書いたっけ……。
この日の午前中は、DCMXをアピールするコンセプトカフェ「DCMX Cafe」の取材に行くことになっていた(4月28日の記事参照)。このままではDCMX miniを試せない。迷った末、DCMX Cafeの取材はちょっと遅刻して、その前に新しくFOMA端末を1台契約した。そちらでDCMX miniを試そうと思ったのだ。
取材を終えて会社へ戻ると、サーバが重くて動かない、という状態はさすがに軽減されており、比較的スムーズにDCMXサイトにアクセスできた。新しい端末でいざいざDCMX miniを設定……と思ったら、ここでも無情なメッセージが。
クレジットサービスとはつまり、会員を信用してクレジットカード会社がお金を貸すビジネスである。DCMX miniでいうなら、ドコモがユーザーを信用して、1万円を1カ月先に貸してくれている、ということと同義だ。契約したばかりで、1回も利用料を払っていないユーザーに、ドコモが1万円を貸してくれるわけがない。おそらくこの新しい携帯でDCMX miniが使えるようになるのは、1回目の料金支払いをしたあとだ……。
結局その日、記者は朝からすっかりDCMXに振り回されることとなった。とはいえ、事前に知っていることなのだから明らかに悪いのは自分自身である。サザエさん並みのおっちょこちょいぶりに頭を抱えつつ、自戒を込めてここで繰り返しておこうと思う。
「クレジット引き落としで料金を払っている人は、DCMX miniが使えませんよ!」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.