結果発表・番号ポータビリティ、今変えるならどこ?+D Voice(2/3 ページ)

» 2006年06月08日 01時25分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 回答者の属性別に見ると、少し面白い結果が出た。冒頭で“乗り換え希望度”のアンケート調査を行ったが、ここで「すぐにでも乗り換えたい」と答えたユーザーに限定して、どのキャリアに行きたいか集計すると以下のような結果が出たのだ。

Photo 「すぐにでも乗り換えたい」ユーザーに限定した集計

 ドコモユーザーがauに流れ、ボーダフォンユーザーも相当数がauに流れる構図は同じだが、注目はauから流出するユーザーが選択したキャリアは大半が「ボーダフォン」であるということ。その割合は、実に84.4%に上っている。

 では、各キャリアに期待することは何か。

(3つまでの複数回答)

 ドコモに期待することは、「高機能な端末」と答えるユーザーが多い。ドコモはHSDPA対応機である「N902iX HIGH-SPEED」をリリースしたこともあり、ハイエンド端末を開発してほしいユーザーが多いようだ。auでは、「優れたデザインの端末」に期待するユーザーが一番多い。このあたりは、キャリアごとの“色”がある。

 ではボーダフォンはと見ると、「将来性」に期待するユーザーが最も多い。逆に、優れたデザインの端末への期待度は相対的に低いようだ。面白いのはボーダフォンで「料金の安さ」の項目を選んだユーザーが比較的少ないこと。

 イー・アクセスを選んだユーザーは「高速通信サービス」と「料金の安さ」に強い期待を持っている。これはイー・アクセスがデータ通信主体の安価な移動体サービスを標榜していることからも、分かりやすい。

キャリアへの要望は? 〜入り混じる期待と不安

 番号ポータビリティに関する自由記述では、「アンチドコモ」ユーザーによる“これでドコモがシェアトップの状況が変わるのでは”というコメントが相次いだ。

 「とりあえずNTTグループには稼がせちゃいけないと思うので、他社、特に新規参入には頑張ってほしい」「(ドコモが)一人勝ちの感がありましたが、これからは魅力のない会社はどんどん落ちていくのでは?」「ドコモは天狗になっている」……などなど、散々な言われようだ。

 もっとも、当然ながらドコモに魅力を感じるユーザーもいる。「auのデザインが安っぽく感じるので、高級感のあるドコモに乗り換えたい」「ドコモは端末が高すぎて使う気には全くならないが、一番端末の粒が揃っていてうらやましい」。中には「機種変更端末が高いドコモへの乗り換えは、考えられない。でも会社から支給されるキャリアは、ドコモがいい」などと、複雑な心境を吐露するユーザーもいた。

 ちなみに、端末価格が高いというのがユーザーの共通認識のようだ。「FOMAの端末買い増し価格が安くなればずっとドコモを使います。ドコモさんよろ!(=よろしく!)」「端末価格を上げないでほしい。特にFOMAからFOMAへの買い増しは高すぎる」。番号ポータビリティで、このあたりの事情がどう影響するか。

 今回の調査で人気だったauだが、不満を述べるユーザーもいる。特に今回発表された夏モデル7機種への注文が多い。

 「auの夏モデルは魅力がないです!! やっぱり全部(の機能)入りのすごいのを1つ用意してほしかった。現在『W31S』ですが『W32S』、『W41S』と我慢して『W42S』に期待していたのですが音楽にのみ特化していてFeliCaもないなんて!!」「とりあえずauは焼き増し(=カラーバリエーション端末を指すと思われる)の端末でごまかすのを止めて」。「auは最近保守的なので、勢いがほしい」などという厳しい意見もあった。

 ただし、もちろん新機種に魅力を感じる他キャリアのユーザーもいる。

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