KDDIは7月31日、同社au端末向けの国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」のサービスエリア拡大を発表した。新たに提供するのはベトナム及びペルーでの音声通話で、8月3日から開始する。
ベトナムの通信事業者CDMA Mobile Phone Center(S-Telecom)および、ペルーの通信事業者Telefonica Moviles S.A.(Movistar Peru)との相互協力により実現した。
ベトナムではハノイやホーチミンを含む全土がサービスエリアで、利用料金は、渡航先での国内通話が70円/1分、日本への通話が195円/分、日本以外への国際通話が280円/分、ほかのグローバルパスポート端末への通話が195円/分。渡航先での着信は180円/分。対応する端末は「A5514SA」と「A5505SA」の2機種。
ペルーでもリマ、クスコ、ナスカを含む全土がサービスエリアとなり、利用料金は、渡航先での国内通話が70円/1分、日本への通話が230円/分、日本以外への国際通話が280円/分、ほかのグローバルパスポート端末への通話が230円/分。渡航先での着信は180円/分。こちらはすべてのGLOBAL PASSPORT対応機種(A5514SA、A5505SA、A1305SA、A1303SA、C1001SA、C412SA、C111SA)で利用できる。
GLOBAL PASSPORTは、日本で利用しているauの携帯電話を、番号を変えずにそのまま海外でも利用できるサービス。ベトナムとペルーでのローミング開始により、「GLOBAL PASSPORT」をご利用できるのは中国、韓国、米国をはじめ22の国および地域となった。
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