光に彩られた衣装をまとうモデルが「W43S」(8月28日の記事参照)を手にランウェイを闊歩する──。こんなファッションショーが東京コレクションで開催された。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが仕掛けた「『光』と『色』のファッションショー」だ。
柏原エリナ、岩谷俊和(DRESS CAMP)、朝月真次郎(THEATER COSTUME HYSTORY)、三原康裕の4人のデザイナーが、W42Sをイメージした衣装をデザイン。それぞれが自分なりの解釈で、W43Sとファッションの融合を表現した。
挨拶に立ったソニー・エリクソン・モバイルの石塚宏一常務は、W43Sの魅力を「開けても閉じても美しい携帯」と表現。12灯のLEDを配した光るパネルと、同社の液晶テレビ「BRAVIA」(8月30日の記事参照)で培った技術を取り入れた2.7インチワイドディスプレイがポイントだとし、「2つの美しさをどうやって伝えるかを考える中で行き着いたのが、“光る携帯と光るファッションの融合”だった」と説明した。「携帯の持つ新たな可能性を感じとってほしい」(石塚氏)
ファッションショーでは、今後開催予定のW43Sイベントについても触れられた。10月5日から11日まで、表参道ヒルズをジャックする「MTV×Sony Ericsson CREATIVE TREASURE BOX 2006 “発想の鍵を開けろ!”」と銘打ったイベントを開催。初日には、MTVのクリエイティブディレクターや国内外の著名なデザイナー、アーティスト、セレブがStyle-Upパネルをキャンバスにデザインした100種のパネルを公開する。同時にファッションブランド「サマンサタバサ」がデザインした「ケータイでできたシャンデリア」も公開する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.