「WWF・ソフトバンク 南西諸島生きものマップ」プロジェクト発足

» 2006年09月26日 20時51分 公開
[ITmedia]

 世界自然保護基金ジャパン(以下WWFジャパン)は、ボーダフォンの支援により、10月より「WWF・ソフトバンク 南西諸島生きものマップ」プロジェクトを発足する。

 ボーダフォンは2002年度より、ボーダフォンショップなどで携帯電話を回収し、そのリサイクルによって発生した収益を、毎年寄付している。2005年1月に実施した携帯電話利用者向けアンケートの結果、リサイクル収益を環境対策に使用することを望む回答が、全体の68%と最多だったことから、昨年度のリサイクル収益の寄付先としてWWFジャパンを選定した。

 WWF・ソフトバンク 南西諸島生きものマッププロジェクトは、2〜3年をかけて、鹿児島県と沖縄県にまたがる南西諸島の自然環境を包括的に捉え、重要生物の生息分布などのデータを地図化するとともに、ジュゴン生息地の保全のための調査、白保サンゴ礁の環境モニタリング調査などを行い、必要な保全策を検討することを目的としている。

 ボーダフォンは、2005年度の携帯電話リサイクル収益である3339万円を寄付。支援期間は2006年10月から2007年9月までの1年間。

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