世界最薄、0.99ミリの携帯用ディスプレイを展示――東芝:CEATEC JAPAN 2006

» 2006年10月06日 18時02分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 世界最薄携帯用ディスプレイ

 東芝松下ディスプレイテクノロジーが10月4日に発表した世界最薄携帯用ディスプレイ(10月4日の記事参照)が、CEATEC JAPAN 2006半導体ゾーンの東芝ブースに展示されている。

 世界最薄となる厚さ0.99ミリの携帯電話用低温ポリシリコンTFT液晶で、サイズは2インチ。解像度は240×320ピクセル(QVGA)だ。輝度が300カンデラと高く、動きのある動画再生やテレビ映像などの表示に適すという。

 同社の低温ポリシリコン技術をさらに発展させ、新規開発されたガラス基板と薄型バックライトを用いている。会場の説明員によると、2007年4月からサンプル出荷を開始するが、搭載する携帯電話が登場する時期は不明だという。2インチでQVGA、薄型軽量ということで、コンパクトでスリムな端末に採用されるものと思われる。

photophoto 2インチの低温ポリシリコンTFT液晶で、解像度は240×320ピクセル(QVGA)、輝度は300カンデラ。デジタルノギスで厚さ0.99ミリを実測中

 また昨年に続き(2005年9月20日の記事参照)、システムオングラス技術を使ったタッチパネルを出展していた。回路をガラス基板上に形成することで、光センサーと信号処理機能をディスプレイ上に搭載、指先やペン先の光を感知する。

 従来のタッチパネルのように、感圧スクリーンや静電スクリーンなどを別パーツとして画面上に取り付ける必要がなく、輝度やコントラストの低減がなくなるという。また、部品点数を減らすことができ、薄く軽く小さく作ることができる。

photophotophoto 現在使われているタッチパネル(左)。液晶と感圧スクリーンの2部構成になっている。携帯電話への搭載が見込まれる指入力タイプ(中央)と、PDAなどに向くペン入力タイプ(左)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月08日 更新
  1. 楽天モバイル網から「KDDI網への流入トラフィックが大きく減少」と松田社長 ローミングの現状に言及 (2026年11月06日)
  2. 「iPad mini」きょう発売 シリーズ初の防水と有機EL 「iPhone Duo」との価格差、誰向けか【まとめ】 (2026年11月06日)
  3. 12月から変わるahamoの新料金を検証 165円値上げでも“実質値下げ”になる人は? 他社とも比較 (2026年11月04日)
  4. NTTドコモが「不正アクセス事案」「5G SAの通信障害」について説明 不正アクセスでは「見舞金」の支払いも検討 (2026年11月06日)
  5. 「iPhone Duo」を売るだけで1台12万円の利益 香港の発売日に起きた“買い取り狂騒曲”、昼には相場が急落 (2026年11月07日)
  6. ドコモが業績予想を上方修正 好調な「ドコモ MAX」と「料金値上げ」の勝算、残るネットワークの課題とは (2026年11月07日)
  7. 「povoの新規加入が非常に順調に伸びている」背景は? 今後は「2枚目→メイン」利用狙う――KDDI松田社長 (2026年11月07日)
  8. 折り方がZ型→G型に変わった3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT 2」は“iPhone Duoキラー”になるか 開けば10.2型、初の防水対応も実現 (2026年11月08日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. もう一度使いたい「auのケータイ」はどれ? KDDI公式X反響 “INFOBAR”にG'zOne”――他にも名機たくさん (2026年11月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー