日本HP、メディアプレイヤー&ナビ機能付きiPAQ Pocket PCを発表 :写真で見る“横向き”新iPAQ: (1/2 ページ)

» 2006年11月30日 13時22分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 日本HPは11月30日、iPAQ Pocket PCの新モデル3機種を発表した。11月30日から「rx4240 Mobile Media Companion」を、12月上旬に「rx4540 Mobile Media Companion」、12月下旬に「rx5965 Travel Companion」を発売する。HP Directplusの価格はrx4240が3万2550円、rx4540が4万2000円、rx5965が5万9850円。

rx5965 Travel Companion(左)、rx4540 Mobile Media Companion(右)。rx4240とrx4540は同じ筐体デザインだが、ボディカラー、メモリ容量などが異なる

 前モデルまでのiPAQは縦長のデザインだったが、デザインを一新。3機種すべて横長の画面を採用しており、rx4240とrx4540が2.8インチ、rx5965が3.5インチのTFT液晶で、画面解像度は320×240ドットのQVGAとなっている。画面の方向は、本体側面のボタンで切り替えられる。

 3機種いずれも、OSは「Windows Mobile 5.0 for Pocket PC」を搭載し、IEEE 802.11b/gの無線LAN、Bluetoothに対応している。OSのWindows Mobile 5.0は、Messaging and Security Feature Packに対応した最新のもの。Messaging and Security Feature Packは、Exchange ServerとWindows Mobileを連携して使う場合に、特に重要なFeature Packだ。システム管理者からの端末一括管理やリモート管理などのセキュリティ機能が強化されているほか、Exchange Server 2003 SP2からOutlook MobileへダイレクトにプッシュEメールを送ることができる。

 日本HPモバイルビジネス本部プロダクトマネージャーの山上正彦氏は「ウィルコムのW-ZERO3シリーズがヒットしたほか、ドコモやソフトバンクモバイルからもWindows Mobile端末が出た結果、日本のPDA市場はこの1年でかなり変わった」と話す。「今回のiPAQでは、長年PDAを使っているユーザーにも満足してもらえる操作性の良さを実現しつつ、ユーザーの裾野を広げるため、エンターテインメント性も重視した。標準で横向きのディスプレイスタイルにしたほか、接続性を重視し、無線LAN(802.11b/g)とBluetoothを全機種で搭載した」(山上氏)

 また、3機種中2機種は大容量のフラッシュメモリを内蔵しており、デジカメ画像や音楽などのメディアストレージとしても利用可能。rx4540は1Gバイト、rx5965は2Gバイトのフラッシュメモリを内蔵しており、それぞれ約950Mバイト、1.2Gバイトをユーザー領域として利用できる。画像閲覧ソフトの「HP Photosmart Mobile」でデジカメ画像を閲覧したり、Windows Media Playerで動画や音楽などを再生したりできる。なお、Napsterのクライアントデバイスとして利用できるかどうかは検証中ということだ。

 上位モデルに当たるrx5965では、GPSを使ったナビ機能を搭載した。「海外では日本のようにカーナビが普及していないため、PDAのナビ機能が重要になってきている。rx5965では、アンテナ内蔵のSiRFstarIII GPSのほか、ナビ用アプリケーションの『b-walker for iPAQ Navi』を採用しており、車や徒歩でのナビゲーションができる」(山上氏)

  • 主なスペック
rx4240rx4540rx5965
サイズ102×17.5×63.5ミリ120.5×16.5×76ミリ
重さ約127グラム約170グラム
プロセッサSamsung SC32442/400MHz
RAM64Mバイト128Mバイト
ROM128Mバイト128Mバイト+1Gバイト(フラッシュROM)128Mバイト+2Gバイト(フラッシュROM)
無線LAN○
Bluetooth(v2.0+EDR)○
指紋認証×
バッテリー容量1200mAh1700mAh
カードスロットSDIO/MMC
ディスプレイ6万5536色の2.8インチ透過型TFT6万5536色の3.5インチ透過型TFT
ディスプレイ解像度320×240

コンパクトボディ+スクロールホイールの「rx4240」「rx4540」

rx4240/rx4540 Mobile Media Companionは、薄型コンパクトで、メディアプレイヤー風デザインのPDA。名刺入れより一回り大きい程度のサイズ

 rx4240とrx4540は、コンパクト・薄型で持ち運びやすい木の葉型のボディのPDA。メディアプレイヤーとしての利用を意識し、ステレオヘッドセットを標準で付属している。

 本体右上にはスクロールホイールが付いており、メニューの選択や、ウィンドウクローズなどの操作を指一本で行える。また、ランチャーソフトの「HP Quick Launchソフトウェア」とスクロールホイールの組み合わせにより、画面をタッチせずに、スクロールホイールだけで目的のアプリケーションを立ち上げられる。

 なお、ローエンドモデルのrx4240は直販サイト専用モデルで、1000台限定で2万7300円のキャンペーン価格で販売される。

photo 右手人差し指で操作できるスクロールホイールが特徴。その下はマイク、OK(ウィンドウクローズ)/予定表ボタン、受信トレイ/連絡先ボタン、Windows Media Player/Internet Explorerボタン、画面縦横切り替え/iPAQ Wirelessボタン、電源ボタンとなる。なおrx4240(右)とrx4540(左)の外観上の違いは、側面の色だけ
photo 本体上部。無線LANインジケータ、リセットスイッチ、録音ボタン、SDIOスロット

photo 本体左側面。USBミニコネクタ、3.5ミリステレオヘッドフォンジャック、スタイラス
photo 本体背面。スピーカーは背面にある

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