12月2日午前4時、JR東日本は、ソフトバンクモバイルの携帯向けにモバイルSuica(特集)の提供を開始した。モバイルSuicaは、JR東日本の運営する交通乗車券/電子マネー「Suica」を携帯電話で利用できるサービスで、10月21日からはネット決済にも対応している。ソフトバンクモバイルでのサービス名称は「S! FeliCa」となる。
S! FeliCaが利用できるのは、ソフトバンクモバイルのおサイフケータイ(モバイルFeliCa端末)のうち6機種。新型アクオスケータイ「911SH」、光学3倍ズーム・500万画素CCDのデジカメケータイ「910SH」、シンプルなVGA液晶モデルの「811SH」「810SH」、初代アクオスケータイ「905SH」、VGA液晶・GPS・モーションコントロールセンサー搭載の「904SH」でモバイルSuicaが利用できる。
「メニュー」→「生活アプリ」または「Y!ケータイ」→「S!Felica」からJR東日本のモバイルSuicaサイトにアクセスし、ICアプリをダウンロードして設定する。
ビュー・スイカカード以外のクレジットカードでもモバイルSuicaの会員として登録できるほか、クレジットカードがなくても登録できる「EASYモバイルSuica会員」サービスにも対応。銀行口座からのチャージも可能(9月5日の記事参照)。すでに先行しているドコモ、auのモバイルSuica対応端末と同様、JR東日本が提供するすべての機能が利用できる。
一般クレジットカードでモバイルSuicaが利用可能に
ボーダフォン「905SH」と「904SH」、12月からモバイルSuicaに対応
本格的な普及体制に入るモバイルSuica
普及が進むSuica電子マネー。その全国的な推進を、JR各社は真剣に考えるべきCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.