スライド端末好きにさせた。それがすべて──「D902iS」ITmediaスタッフが選ぶ2006年のベスト端末(編集部遠藤編)

» 2006年12月21日 20時36分 公開
[遠藤学,ITmedia]
順位 端末名 概要
1位 D902iS スライドボディ、2.8インチディスプレイ、スピードセレクター
2位 705P ワンプッシュオープンボタン、ウェッジシェイプデザインのボディ、Bluetooth
3位 W44S デジタルラジオ、ワンセグ、3インチワイド液晶

これまでの印象が180度逆転。スライド端末への目覚め──「D902iS」

photo

 「D902iS」を1位に選んだ理由は、“スライド端末のよさ”に気付かせてくれたことにある。モバイル編集部へ異動となった10月、最初にD902iSを与えられた。これまで使用してきた端末は、すべて折りたたみ型。正直に言えば“なぜ?”という気持ちもあった。スライド型やストレート型が嫌いというわけではない。だが、何か違う感じがあり、敬遠していたのだ。

 仕事で触れる機会を得たD902iSだったが、何日か使用しているうちに、その使い勝手のよさに目覚めていく。例えば「スピードセレクター」。十字キーをグルグル回すだけで、ページがスクロールできるのはすばらしいのひと言だ。ニュース系サイトを見ることの多い記者にとって、今や欠かすことのできない機能となった。

 端末を開くことなく、各種情報が確認できるのも良い。当初は“いくらプロテクトキーロックがあるからって、ボタンの誤動作は起こるだろ”などと考えていた。端末慣れしていない始めのころは、キーロックをかけ忘れてしまい、ボタンの誤動作を起こしてしまうこともあった。だが、それは自身の不注意による部分が大きい。

 そこまで注意を払いたくない、と言えばそれまでだが、先に述べたように、スライド端末だからこその利点もある。ちょっとした注意を払うだけで(慣れれば注意する必要もなくなる)、端末を開かずにメールや予定の確認ができるならば、利点のほうが大きいと感じた。

 個人的に気に入ったのは、スライドするたびに異なる待受画像を表示する「ランダムイメージ設定」だ。D902iS以前からあり、富士通製のFOMA端末にも採用されている機能だが、実際に試してみたのは今回が初めて。待受画像をダウンロードすることが多く、その使い道に困っていたのだが、この悩みは一気に解消された。

 スライド端末好きにさせた功績と、スピードセレクターやランダムイメージ設定が自身の好みに合致していたため、D902iSを1位とした。なお、最新モデルの「D903i」は現在の使用端末だ。理由が被ってしまうためベスト3にはあえて入れないが、ドコモの“D”シリーズが2006年の総合1位と言える。


薄型とワンプッシュオープンの合わせ技で1本──「705P」

photo

 2位に選んだのは、厚さ14.8ミリの薄型化を実現させつつ、“P”シリーズの特徴であるワンプッシュオープン機構を失わなかった「705P」。近年、端末の薄型化が進んでいるが、記者のように爪の短い人にとっては、端末を開けづらくなることがしばしばある。だが、ワンプッシュオープン機構があれば、そんなことを気にする必要はない。

 “これだ!”という個性的な機能はないものの、有効200万画素のカメラ機能、着うたフル対応の音楽再生機能、Bluetoothなどを備えており、普通に使用する分には、十分に事足りる。端末の端の部分をそぎ落としたウェッジシェイプは見た目にも格好良く、記者のように“端末に多くの性能は求めないけど、デザインは格好良いほうがいい”という人には合っている端末だと思う。


決め手は“あのヒンジ”──「W44S」

photo

 「ワンセグ」「デジタルラジオ」「3インチワイド液晶」──2006年に発売した端末の中でも、別格と言える機能を持つ「W44S」を3位とした。決め手は、端末を縦/横双方へ開ける「デュアルオープンスタイル」を実現するために採用されたヒンジだ。

 このヒンジはとにかく目立つ。普段はあまり携帯に興味を示さない人でも、“あそこから何か出るの?”と聞いてくるほどだ。携帯に限らず、どんな商品でも、まずは手に取ってもらわなければ、その良さを知ってもらうことはできない。その意味で、携帯初のデジタルラジオ対応だけに留まらず、見た目にも大きなインパクトを与えたW44Sを3位に選んだ。



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月25日 更新
  1. KDDIのISP向けメールシステムで不正アクセス BIGLOBEや@niftyなどで情報漏えいの恐れ (2026年06月23日)
  2. 折りたたみiPhoneに近いサイズ感? 「HUAWEI Pura X Max」実機レビュー 横長“パスポート型”が合理的な理由 (2026年06月24日)
  3. Nothingが新スマホ「Phone (4b)」を7月7日に発表 「新しい世代のユーザーに届ける」 (2026年06月23日)
  4. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  5. 「ソフトバンクの株価なぜ低迷」「料金値上げの影響」「PayPayに次ぐ新事業は?」 株主総会での質疑応答 (2026年06月24日)
  6. NHKのスクランブル化、会長が完全否定 ネット上に「見ないのに払うのは納得いかない」との声 (2026年06月22日)
  7. 楽天モバイルが「WiFiスポット」開始 ローミング終了で「つながらない」ユーザー救済か (2026年06月19日)
  8. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  9. 腰掛け式のポータブルファン「FIELD WAIST FAN」を試す 4580円でファン×大容量バッテリー×ライトの安心感 (2026年06月22日)
  10. ドコモから「arrows Alpha2」登場 新素材とフルフラットパネルを採用、水中撮影にも対応 (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー