jig.jpは2月2日、同社のフルブラウザアプリ「jigブラウザ」を、au端末のJava実行環境である「オープンアプリプレイヤー」に対応させたと発表した。2月2日発売のオープンアプリプレイヤー対応端末「W51CA」から利用でき、auの新端末で初めてjigブラウザに対応する。
au端末のアプリケーションプラットフォームは、2004年6月発売の「A5407CA」以降Javaに対応しておらず、「BREW」に統一されていた。しかし、1月16日に発表した春モデル(1月16日の記事参照)から、BREWのミドルウェアであるオープンアプリプレイヤーを搭載しており、Javaアプリの実行が可能となった。
オープンアプリプレイヤーでは、通信容量が1日3Mバイトに設定されるほか、保存領域など仕様上の制限が大きくなっている。対応するjigブラウザでは、ページ取得・画像取得といった通信のたびに確認ダイアログが出現し、毎回許可が必要。また、ブラウザ画面下に通信可能容量を確認できるバーを表示する。
また、保存領域の制限により、プラグインツールであるjigletのうち、ウェブ検索/イメージ検索/乗換案内/天気/地図/辞書検索/PCメールなどの主要なものを固定機能として実装し、ほかのjigletについては、単独のオープンアプリに変換し提供する。
jigブラウザのダウンロードは「 http://br.jig.jp/?p=25 」から行え、料金プランは月額630円か年額6000円の2種類。アクセスするページ数に制限がある無料デモで試せるほか、機種変更時のお気に入りや設定の引継ぎにも対応する。
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