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» 2007年05月07日 20時50分 公開

Korea IT Show 2007:超薄型の新Ultraシリーズや“プラダケータイ”が勢ぞろい (3/3)

[佐々木朋美,ITmedia]
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SK TelecomとKTFのHSDPA勝負!

 SK Telecom(以下、SKT)とKTFは、3月に全国サービスが開始されたばかりのHSPDAサービスのアピールに余念がなかった。折しも4月に入り、KTFのHSDPA加入者が30万人に達し、SKTの加入者数を超えるなど市場にも大きな変動があったことで、両社の競争は激しさを増すばかりだ。

 HSDPAをより多くの人に使ってもらうため、韓国のキャリアはノートPCなどのUSBポートに接続するHSDPAモデムと、それとセットになったサービスを展開している。SKTの「T LOGIN」、KTFの「iplug」は、基本的に下り3.6Mbpsの速度で、全国どこでもHSDPAによるインターネットができる、大変便利なサービスだ。最近ではWiBroと両方を利用できるモデムも開発された。

photophoto 白い本体がSKTの「T LOGIN」のモデムで、黒い本体がKTFの「iplug」のモデム。SKTのモデムは当初、HSDPAの全国サービスが開始されていない時に販売され、HSDPA対象外地域はCDMA2000 1x EV-DOとハンドオーバーしていたが、現在は100%HSDPA接続とのこと。それに伴いモデムのデザインも一新され、当初は赤だった色が白に変わった
photo WiBroとHSDPAの両方を利用できるモデム「SPH-H120」(SKTおよびKTF用)。USBポートに差し込んで利用できる。WiBroはまだ首都圏に限ったサービスなので、WiBro以外の地域に出るとHSDPAへの接続を開始する

 さらにテレビ電話も利用してもらおうと、携帯電話以外のものと会話ができるテレビ電話サービスもお披露目された。

photo SKTではHSDPAによるテレビ電話をより身近に感じてもらおうと、PCと携帯電話間でテレビ電話ができるサービスを披露していた。PCでテレビ電話専用サイトにアクセスしHSDPA携帯に電話をかけると、テレビ電話による通話が可能というものだ。現在、1カ月に1時間のみ、無料で利用できる
photophoto KTFではロボット犬と携帯電話とをつなぐサービスを披露。ロボット犬の鼻部分にあるカメラに映し出される動画が、携帯電話に転送されるのだ。ユーザーは外部からでも携帯電話で自宅の様子を確認できる。ロボット犬には通話機能もあるので(ただし受信のみ)、子ども1人で留守番をしている場合などに、連絡を取るのにも役立ちそうだ

 さらに最近、韓国で進められているモバイルRFIDの試験サービスにちなみ、これに関した展示も行われていた。モバイルRFIDは、RFIDリーダーを携帯電話に装着するか、あるいはもともと内蔵されている携帯電話を利用して電子タグを読み取り、携帯電話で商品情報を把握できるようにするものだ。SKTやKTFがこの試験事業に参加し、大型書店やスーパーで実際に試験サービスを行っている。

photophoto RFIDリーダーは、携帯電話の充電ポートに接続する。電子タグを読み込むとインターネットに接続しデータを取得。このデータは携帯電話内に保存可能だ。また映画館に専用端末を設置して、作品情報や上映時間を調べる際などに活用できるようにするとのことだ

 またUSIMカードを利用した決済サービスも披露されていた。これまで韓国においてモバイルバンキングや証券などの決済機能を携帯電話で利用する場合には、サービスごとに異なる金融カードをその都度携帯電話に差し換える必要があり大変面倒だった(2005年12月の記事参照)。しかし今回披露されたUSIMカードによる決済では、USIMカード1枚で本人認証はもちろん、バンキングから交通カードまですべてに対応しており、便宜性が大きく増す。このサービスは2007年上半期中に商用化される予定だ。

photophotophoto USIMカードを携帯電話に挿入すれば、クレジットカードによる決済、証券サービス、交通カード、メンバーシップカードなど多様な機能を携帯電話だけで利用可能となる
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