メディアプレーヤーは従来のシャープ端末と同様、着うたフルやSD-Audioを再生できる。814SH、815SHでは新たにBluetoothを使った出力が可能になり、対応ヘッドセットを使えばワイヤレスで音楽を聴ける。なお、Bluetoothステレオヘッドセットは別売りとなる。
文字変換ソフトには「ケータイShoin5」を採用。812SHもケータイShoin5を採用しているが、文字変換候補は1画面に1列×6行の表示だった。814SHと815SHでは、2列×6行と倍の変換候補を表示でき、変換したい文字をより簡単に探せるようになった。810SHと811SHの文字変換ソフトはケータイShoin4なので、この2機種と比べると変換機能自体も向上している。

文字変換候補は12行を表示できるようになった(写真左)。カナ英数のワンタッチ変換、数字入力後に単位を連携予測する仕様もおなじみだ(写真右)。ただし、ワンタッチで変換した英数字を、以降の入力時に変換候補に表示することはできなかった文字通りチャットのようにメールをチェックできる「チャットフォルダ」にも対応。これはPDCのシャープ端末で利用できた機能で、特定の相手とやり取りしたメールを1つのフォルダに表示することができる。利用できるチャットフォルダは3件で、あらかじめアドレス帳からメンバーを登録しておく必要がある。
本体を閉じたままサブディスプレイでメールの件名や本文を読める「メール即読機能」にも対応。メール受信時には差出人の番号や名前が表示され、受信後にサイドキーを押すと本文が表示される。


写真は815SH。メールを受信するとメールアイコンが表れ、差出人の番号や名前が出る。ここでさらにサイドキーを押すと、本文が1行で表示される。本文を表示させず、差出人または件名のみの表示にすることも可能だメディアプレーヤーを呼び出すキーを待受時に長押しすると、シンプルメニューまたはでか文字メニューに切り替えられる。シンプルメニューはメール、電話、カメラなど基本的な機能のみがメニューに表示され、文字も大きくなる。でか文字メニューは、メインメニューの表示は変わらないが、待受画面やメールなどの文字が大きくなる。


メインカメラは200万画素CMOSで、オートフォーカスには非対応。静止画の撮影サイズは最大1200×1600ドット(写真左)。動画は最大QVGAサイズ(320×240ドット)で撮影できる(写真中央)。撮影した画像はVGA液晶を生かし、プレビュー表示が可能だ(写真右)
ショートカットの一覧。待受画面でダイヤルキーを長押しすると、その数字に登録したショートカット機能を呼び出せる(写真左)。待受画面で数字を入力して電卓、カレンダー、アラームなどを起動できるクイックオペレーションも健在だ(写真右)
背面パネルがラメのように光り輝く──HSDPA+VGAケータイ「814SH」
「814SH」の双子モデル──ストロングメタルデザインの「815SH」
チタンボディ、フラットスライド、VGA+HSDPA、Windows Mobile 6など12+1モデル──ソフトバンクの夏モデルCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.