写真で解説する「L704i」(2/3 ページ)

» 2007年07月05日 18時31分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 表面のタッチパッドは3段階に感度調節が可能。キーのクリック感代わりに、操作と連動して振動するバイブレータも備わる。これは無効にもできる

photophoto タッチパッドは3段階に感度を調整でき、タッチと連動して振動する。ただし、この振動は本体全体に及ぶので、好き嫌いは分かれそうだ。振動機能は無効にもできる。「D800iDS」のタッチパネルに採用されたようなフィードバック機能ならば、もう少し洗練されるかな
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photophoto スリムスライドボディを採用する「D904i」と比較。ディスプレイサイズの分、やや短く、厚さほぼ同じ(ほんの少し厚い)

機能、操作性は?(ソフトウェア編)

 海外メーカー製の端末となると、そのものの操作性を気にするユーザーは多いかもしれない。

 L704iは[終話]キーが右側面にあるのは確かに国内メーカーの端末では見られない仕様だが、それ以外のキーレイアウトやメニュー構成を短時間操作した限りではそれほど違和感はなかった。アドレス帳や発着信履歴操作などもくせがなく、海外メーカー製端末だからと身構える必要はないだろう。

photophotophoto ディスプレイはQVGA表示対応の2.2インチ液晶。左メニューキー単押しが「メニュー表示」、長押しが「カスタムメニュー表示」、右メニューキーの短押しが「iモード」、長押しが「iアプリ」に割り当てられている。ちなみに左メニューキーで“メニュー表示”は「D704i」や「F704i」、右メニューキーで“iモード”は「P704i」や「N704i」と共通。つまりのほかの704iシリーズと共通する部分も多い。基本メインメニューはダイヤルキーのレイアウト通りにショートカットも割り当てられている。ポップアップに隠れている部分には左からLifeKit、カメラ、ステーショナリーの項目が並ぶ
photophotophoto データBOXやメールのメニューインタフェースも既存の端末と大きな差異はない。任意の機能のみを登録できるカスタムメニューも作成できる。アドレス帳は待受時の下キーから起動できる。一覧表示時にタブ切り替えが可能で、ダイヤルキー(「あ」、「か」、「さ」など)を押すと該当する読みの先頭に切り替わる。発着信履歴は待受画面では左/右キーでチェックできる

 機能的な特徴の1つとする音楽再生機能は、今回の704iシリーズでは唯一、深夜に最長1時間ほどの音楽番組が自動的に配信される「ミュージックチャネル」に対応し、着うたフルに加えてSD-Audioもサポート。ミュージックライフでは3つの再生スタイルに応じた機能を提供している。

photophoto ミュージックプレーヤーはアーティストやジャンル、アルバム別といった一覧に加えプレイリスト(再生リスト)もサポートする
photophotophoto “ミュージックライフ”というメニューから、3つのシチュエーション別に再生設定できる機能も用意する。「トレイン」は簡易的な音漏れ防止設定、「スポーツタイマー」は設定した時間のみ音楽を再生できるもの

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