インタビュー
» 2007年08月08日 15時47分 公開

自分らしく、あなたらしく──fanfun. 815Tの名に込めた“女性目線”の真意開発陣に聞く「fanfun. 815T」(3/3 ページ)

[太田百合子,ITmedia]
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これこそ、男性には“ピンと来ない”部分──「キラキラ」へのこだわり

photo LEDの周囲に大小のプリズムを配置して光の変化を表現する仕組み

 3つ目のテーマ「キラキラ」は、背面のLEDによるイルミネーションで実現する。

 開発当初は、東氏が考える“女性目線のキラキラ”のニュアンスが、男性開発陣になかなか理解されない一幕もあった。

 「“中心が明るくて、外に向かって光が伸びていくような感じ”と一言で言われても、最初はそれがパッとイメージできませんでした(笑)」(橋本氏)

 しかし、何度も打ち合わせを重ねて試行錯誤した結果、LEDの周囲に大小のプリズムを埋め込むことで、女性陣の納得を得るものができあがった。このプリズムの大きさによって、LEDごとに光の広がり方が違って見える仕組みだ。

 イルミネーションへのこだわりは、光の広がり方だけにとどまらない。あらかじめ用意した30種類ものイルミネーションパターンに加えて、ユーザー自身でオリジナルのイルミネーションパターンを作れるようにもした。単に光り方のパターンを変更できるだけでなく、LEDの色も「もう少し明るめのピンク、もう少し緑っぽいブルーなど、細かく設定できるようにしました」(東氏)という。

 ちなみに、この自由自在に設定できるイルミネーションパターンをテストするためにわざわざ専用のチェックシステムまで開発したというから、そのこだわりぶりが伺える。標準で搭載する30種類のイルミネーションパターンは、こうした気の遠くなるようなテストから生まれた「厳選された30パターン」(佐藤氏)だ。

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photophoto ハートが透過して点灯、花火のように“パパッ”と点滅、水面をイメージして“ぽわーん”と輝く、透過のラインに沿って光が移動する(かのような表現)など、パネルと組み合わせて膨大な数のイルミカスタマイズも行える
photophoto “すかし”のように裏抜きされたプリントパネルを組み合わせることで、パネルの模様が透過する仕組み(左)。イルミの色とパターンは標準で30種類も用意するほか、パターンの自作も行える(右)

Get Macromedia FLASH PLAYER キラキライルミの一例。LEDの位置によって光の拡がり方が異なる。一部ハート型などに裏抜きされたプリントパネルを組み合わせることで、パネルを透過した光の模様を楽しむこともできる

(このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます)

ターゲットを絞り、きちんと“届くもの”ができた

photo 肌色をきれいに補正する“美肌モード”付きのAFカメラを搭載する

 そのほかfanfun. 815Tには、被写体の顔を認証して肌がなめらかに見えるよう自動補正する「美肌カメラ」を搭載するなど、女性にうれしい機能を端末の随所に盛り込む。“フルコーディネート”という派手な外見だけでなく、内面の使い勝手や機能にも「女性目線」が徹底している。

 「ここまで女性だけにターゲットを絞り込むというのは、メーカーにとってはある意味で大きなチャレンジです。だけど今回は、女性が欲しいと思える端末という、1つの方向に向かってメンバーが一丸になれたことで、その分だけターゲットに確実に届くものができました」(東氏)

 ファッションに合わせたコーディネートや、それを選ぶ楽しみ=“fun”とともに、使いやすい機能を提供することで、女性が愛着=“fan”の持てる携帯。「女性目線」にとことんこだわったfanfun. 815Tのネーミングには、そんな開発チームの思いが込められている。

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