日本通信は8月29日、3G方式を利用するデータ通信サービスを提供するため、KDDIに対し電気通信事業法に基づいて相互接続を申し入れたと発表した。
日本通信は、4月に米国の100%子会社Communications Security and Compliance Technologies Inc.(以下CSCT)がU.S. Cellular Corporation(以下U.S. Cellular)と相互接続契約を締結(4月24日の関連記事参照)。現在、U.S. Cellularの3G通信網を使ったデータMVNOサービスに向け、複数の顧客企業とテストを行っている。
U.S. Cellularは3G方式としてCDMA2000を採用しており、国内ではKDDIが同方式を採用している。日本通信は、日米両国において1枚のデータ通信カード、1つの料金体系による通信サービスの実現を目指しており、今回KDDIに対し相互接続を申し入れたという。
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