都心高層ビル内の一室という環境下で試したところ、INFOBAR 2のワンセグはほぼ全チャンネルを内蔵アンテナのみで安定して受信できた。手持ちのロッドアンテナ付きワンセグ対応端末でもアンテナを収容したままで受信できたが、こちらは時々、映像の更新が途切れることがあった。INFOBAR 2は、内蔵アンテナのみでも一定の受信感度は確保されているようだ。
INFOBAR 2は、背面にステレオスピーカーを搭載している。ワンセグを視聴するのに十分な音量を確保しており、最大音量時でも音が割れることはほとんどなかった。音楽再生時も、BGMプレーヤーレベルで楽しむには十分といった印象だ。
INFOBAR 2は、LISMO(着うたフル)とSD-Audioの2つの楽曲フォーマットに対応する。ただし音楽プレーヤーはLISMO用のau Music PlayerとSD-Audio用プレーヤーが分離しており、両方の楽曲を混在したプレイリストの作成や楽曲の再生はできない。

LISMOとSD-Audioはプレイヤーが分離している。ただしSD-AudioならPCでMP3ファイルをインポートできるので、利用できるメリットはある。SD-Videoにも対応。右はSD-Audioプレーヤー。音量を細かく調整でき、DBEXもサポートする。音楽を再生したまま待ち受け画面に戻り、メールやWebを利用できるBGMモードにも対応なおINFOBAR 2はmicroSDスロットを搭載しており、外部メモリを利用できる。メモリカードは2Gバイトのものを認識し(SanDisk製)、SD-Audioを再生可能なことを確認できた。
Felicaロックは暗証番号を使うロック/アンロックが可能。待ち受け画面で十字キーの右を長押しすると、あらかじめ設定した時間だけ一時的にアンロックできるクイック解除機能も備える。
INFOBAR 2はau ICカードに対応している。カードスロットはバッテリーの脇にあり、バッテリーを先に外してから着脱を行う。
※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。
「INFOBAR 2」は有機ELにワンセグ搭載、おサイフケータイとLISMOに対応
なぜ“溶けかけた飴”なのか──デザイナー、深澤直人氏が語る「INFOBAR 2」
写真で解説する「INFOBAR 2」(ソフトウェア編)
動画で見る「INFOBAR 2」
写真で解説する「INFOBAR 2」
INFOBAR 2は「au design projectの集大成」──KDDIの高橋誠氏Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.