ノキア初の70xiシリーズ端末となる「NM705i」は、国際ローミング対応端末として登場した「NM850iG」と同様、Nokiaがワールドワイドで販売している端末をベースに、iモード対応などのドコモ向けのローカライズを施した端末だ。3GとGSMの国際ローミングに対応するほか、FOMAプラスエリアにも対応。2008年2月に発売予定となっている。
ストレート型のボディはポップな印象を与えるビターオレンジとシックな色合いのスタイリッシュブラック、ノーブルホワイトの3色を用意。メタリックな金属調のフレームが特徴的で、ビターオレンジとノーブルホワイトは光沢のあるフレーム、スタイリッシュブラックは半光沢とでもいうべきややマットな仕上げのフレームを備える。
ディスプレイはQVGA(240×320ピクセル)表示に対応しているが、2インチと最近のドコモ端末の中では小さめ。カメラはCMOSセンサーを採用したもので、有効画素数は約190万。外部メモリとしてmicroSDが利用できる。iアプリも利用可能だが、メガiアプリには非対応。iモーションの再生もサポートしている。
他の705iシリーズの端末と大きく異なるのが、miniUSB端子を備える点だ。同梱される専用ソフトを利用することで、PCとスケジュールなどの同期ができる。
ベースとなっているのは「Nokia 6121 classic」と思われる。ただ、6121 classicがHSDPAにも対応していたのに対して、NM705iはHSDPAには非対応。フルブラウザやBluetooth、FMラジオ、MP3やAAC、WMAなどが再生できるオーディオプレーヤーなどを搭載する点は共通だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.