売れるのは新機種か旧機種か──新販売制度でがらりと入れ替わったドコモとau携帯販売ランキング(1月21日〜1月27日)(1/2 ページ)

» 2008年02月01日 23時17分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位キャリア総合NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイル
1(1)P905i
(NTTドコモ)
(1)P905i(1)Woooケータイ
W53H
(4)810P
2(2)Woooケータイ
W53H
(au)
(2)SH905i(2)EXILIMケータイ
W53CA
(1)812SH
3(3)EXILIMケータイ
W53CA
(au)
(3)らくらくホンIV(3)W52SH(3)920SH
4(5)W52SH
(au)
(-)SH905iTV(4)W53T(5)THE PREMIUM
821SH
5(4)SH905i
(NTTドコモ)
(4)SH704i(6)W53K(2)705Px
6(6)らくらくホンIV
(NTTドコモ)
(-)P705i(5)AQUOSケータイ
W61SH
(7)GENT 812SH sII
7(-)SH905iTV
(NTTドコモ)
(5)F905i(8)簡単ケータイ
A5528K
(8)THE PREMIUM
820SH
8(20)810P
(ソフトバンクモバイル)
(8)N905i(7)W53S(10)MIRROR 821P
9(7)SH704i
(NTTドコモ)
(7)D905i(9)W55T(6)911SH
10(11)W53T
(au)
(6)N905iμ(10)W52SA(11)PHOTOS 920SC

この記事は、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。(2008年1月第4週)

早々に発売した「春モデル」、初登場で上位ランクイン──やや好調の兆し

Photo P905i

 2007年11月、905iシリーズと一緒に2008年春商戦向けモデル「705iシリーズ」を先だって発表していたドコモは、今回から早々に春商戦向けの新機種がランクインした。

 今回の首位は前回と変わらず、パナソニック モバイル製の「P905i」が獲得。続いて、2位にシャープ製の「SH905i」、3位に富士通製のユニバーサル携帯「らくらくホンIV」、4位に1月24日発売の新機種「SH905iTV」、5位に2007年夏モデル「SH704i」が入った。

 今回、初めて登場した端末は、ワンセグ搭載の“AQUOSケータイ”SH905iTVと“極薄ワンセグケータイ”「P705i」の2機種。それぞれ初登場で4位と6位に入り、発売早々なかなか好調な売れ行きを見せた。特にSH905iTVはキャリア総合ランキングでも7位に入っている。

 さて、改めて現在のランキングをみると、2007年秋冬モデル以降の新機種が10機種中8機種を占めていることが分かる。ドコモ端末は2007年夏モデルまで(一部機種を除き)新機種の登場で値下げされた旧機種の人気も高まる傾向があり、場合により新機種より売れることも多かった。

 大きく変わったこの状況は、新機種のラインアップそのものに加え、やはり新たな端末販売制度の効果が大きい。ユーザーの95%が利用するという“バリューコース”は、機種や継続利用期間により頭金(持ち帰り金額)を0円とする分割払いも選択できることで、購入時の金銭的負担はもちろん、心理的な負担も軽減できる特徴がある。もちろん1つ前の904iシリーズや704iシリーズも値引きして併売され、ニーズもあると思われるが、ランキングの結果をみる限りは新機種の人気が高い。

 今後、2008年の春商戦向けモデルも続々登場する予定となっている。この先どのような動きを見せるだろうか。

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