日本独自のおサイフケータイやワンセグ、らくらくホンの反応は?──NTTドコモブースMobile World Congress 2008

» 2008年02月12日 07時22分 公開
[ITmedia]
photo Mobile World Congress 2008 NTTドコモブース

 Mobile World Congress 2008のNTTドコモブースは、日本向けの「905iシリーズ」と「705iシリーズ」を軸に、おサイフケータイやMusic&Videoチャネル、おサイフケータイ、直感ゲームなどの主力サービス、同社が取り組むCRS活動の一環となるリサイクルやシニア・子ども向け端末の紹介、そしてSuper 3Gおよび4G時代に向けた次世代通信規格「LTE」(Long Term Evolution)の取り組みなどが展示される。

 日本では“ALL in 世界ケータイ”というキャッチフレーズで展開する905iシリーズは、「The Almighty」とフレーズを変えて展示されている。905iシリーズは、HSDPAによる高速通信、ワイドVGAクラスの高解像度ディスプレイを軸に、高画素カメラや多くのフォーマットをサポートするミュージックプレーヤーなどをほぼ共通で搭載する点、705iシリーズは極薄、防水、デザインなどユーザーの生活シーンやニーズに沿う多くのラインアップをそろえる点などを、日本と同様にアピールする。ただその反応は、善し悪しを含めて日本とは少し異なるようだ。

 日本独自のサービスとなる無料のワンセグ放送は、国内のユーザーにとって「携帯になければならない」機能に成長し、ここ1年で一気に普及率が上がった。同時に映像高画質化やコンテンツ保護といった携帯に載せる技術も進化している。しかし「収入手段はどうなのか。また、一度無料で始めてしまうと別の類似サービスを有料で展開しようとしても、よほどの大きなメリットがないと手を出しにくいのではないか」などといった海外メーカーや事業者の声も聞かれた。

 そのほか、子ども向けの「キッズケータイ」とシニア向けの「らくらくホン」シリーズも、海外ユーザーの声は日本と少し異なる。防犯ブザーや緊急連絡機能、GPSによる経路追跡機能などを搭載する「キッズケータイ F801i」は、「そもそも私がクルマで送り迎えをするし、常に付きそうので、そこまでの機能は必要としていない」という声があったのに対し、特にF801iはそのポップなデザインから「女性の防犯用としていいかもしれない」とその防犯機能に高い関心が寄せられたという。

photophoto “The Almighty”というキャッチコピーで展示される「905iシリーズ」
photophoto モーションセンサーなどによる「直感ゲーム」やGPSサービス、ワンセグ放送、HSPAを活用する「Music&Videoチャネル」などの紹介展示
photophoto 極薄、防水、デザインなどの特徴を軸にした「705iシリーズ」の展示。
photophoto ICチップを活用する「おサイフケータイ」。物が買える、鉄道や飛行機などにも乗れるといった特徴以外に、ホームセキュリティ管理のソリューションに興味を持つ人が多かったという。家の鍵の代わりに携帯をかざすだけという基本機能以外に、解錠・施錠状態を監視し、メールなどで通知する機能(子どもの帰宅や万一犯罪時などを管理)、携帯の通信網を活用した遠隔操作(鍵の閉め忘れなどを想定)、玄関の鍵の管理以外に照明や給湯、家電製品の制御など、ホームアプライアンス全般も携帯を軸に展開できることをアピールする
photophoto CSR活動の一環として、子ども向け・シニア向け端末も紹介。らくらくホンIVは、基本デザイン以外に音声補正や音声ナビゲーション、大きく判別しやすい文字などによる使い勝手などのソフトウェア面が評価され、現在、国内で非常に売れている端末だが、これを世界各国で普及させるには、日本のシニアユーザー向けに工夫した項目と同様のフィールドワークを実施して、各国のユーザーに沿った工夫を盛り込むことが必要なのかもしれない。キッズケータイ F801iは、スクエアでプレーンなデザインとポップなカラーによるイメージから、子どもより女性層向けの防犯対策済み端末として望む声も多かったという
photophoto 2007年10月のCEATEC JAPAN 2007で公開された「ウェルネスケータイ」をMobile World Congress 2008でも展示。専用センサーを搭載し、脈拍や体脂肪、口臭などのチェックが行える
photophoto ドコモのSuper 3G(LTE)の取り込み。2006年7月にSuper 3G基地局と端末の開発、2007年7月に試作機の実証実験を開始。2009年末までに製品化を目指す

photophoto おなじみのドコモダケ一家も。“ドコモダケの〜ダケには、日本語で2つの意味があります。それは「(ドコモ)だけ」と「キノコ」です”──「あーいえす、だからキノコの人形なのね」 「これ日本では人気のキャラクターの1つですが、どう思う?」 「そうね。人それぞれじゃない」

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