操作の主流は“指でタッチ”に――タッチパネル端末を展示するLG電子:Mobile World Congress 2008

» 2008年02月13日 15時57分 公開
[山根康宏,ITmedia]
Photo Mobile World Congress 2008 LG電子ブース

 プラダケータイ(The PRADA Phone by LG)の投入以降、タッチパネルインタフェース端末の開発に意欲的なLG電子。Mobile World Congressの同社ブースでも“指で操作”を重視した新端末を展示している。

3つの操作に対応――マルチメディア端末「KF700」

 「LG-KF700」は、解像度480×240ピクセルの3インチ横ワイドディスプレイを搭載したHSDPA端末。メインディスプレイはタッチパネル操作に対応しており、本体をスライドさせるとダイヤルキーが現れる。本体左側面に装備する「Shortcut Dial」は、画面上に表示されるバーチャルダイヤルをジョグホイールのように回してアプリをワンタッチで呼び出すために利用する。同社によると、この3つの操作方式を同時に備えた製品は世界初とのことだ。

 待受画面には時計などのウィジェットを配置できる。ウィジェットは1画面に複数配置するのではなく、待受画面を複数用意しそれぞれの画面に1つずつ配置するようなイメージだ。ウィジェットを配置した各画面の切り替えはディスプレイを指で左右にスライドさせることで行える。発売は3月を予定しており、まずはヨーロッパ市場に投入するという。

Photo タッチパネルを備えたスライド式の「KF700」。背面のShorcut Dialを回すことで画面上からアプリケーションを選択しワンタッチで起動できる

Photo ウィジェットは1画面に1つ貼り付けられる。他のウィジェットに切り替えたいときは画面上を指先で左右にスライドさせる。大画面を生かしたアプリケーションの1つが写真アルバム。写真をランダムに並べることも可能で、写真にタッチすると詳細情報などにアクセスできる

インタラクティブなタッチパッドを搭載――「KF600」

 「LG-KF600」は「Samsung Soul」のように、ディスプレイ下部にタッチセンサーの「IntaractPad」を搭載している。ただしSoulが操作キーのみの表示であるのに対し、KF600はパネル部分が3×3のグリッドになっており、最大で9つのキーやショートカットアイコンなどを表示できる。IntaractPadはカラーディスプレイのため、例えば“IntaractPadに写真の全体像を表示してメインディスプレイには拡大写真を表示する”といった使い方もできるそうだ。また説明員は、アプリケーションごとに最適なキーやアイコンが表示されるため、操作性が格段に向上するも付け加えた。HSDPAに対応し、本体色はパステルピンク、シャイニーピンク、ワインレッド、チタンと女性向けの色を用意した。発売は2008年3月を予定している。

Photo スライド式のKF600。ディスプレイは上下に分かれており、下部側がタッチパネルになっている。待機時にディスプレイ部が全て消灯するのは最近の流行なのだろうか。アプリケーションごとにタッチパネル内の表示は変化し、ここに写真を縮小表示することもできるという。黒地に赤いライトは同社のヒット商品である「チョコレートフォン」を彷彿とさせる

ShineにタッチUIを追加――「KF510」

 「LG-KF510」は金属ボディを採用したスリムなスライド端末。同社のShineの後継とも呼べるスタイルで、厚さは10.9ミリだ。スライド機構はインナー構造のため閉じた状態では上側と下側のボディーが密着した状態になる。いつも表に出ているディスプレイの表面には硬質ガラスを採用した。

 KF510もディスプレイ下部にタッチセンサーを搭載している。パネル部分には通常4方向+決定キーが表示されているが、それぞれのキー部分をタッチすることでパネル上のイルミネーションが矢印状にアニメーション表示され、どのキーを操作したかを視覚的に表示する。GSM/EDGE対応のミッドレンジモデルで2008年3月末の発売を予定している。

Photo Shineをよりスタイリッシュにした金属ボディー端末KF510。こちらもディスプレイ下部がタッチパネルになっているが、操作に応じて光のイルミネーションが動く

QWERTYキーを備えた折りたたみ型スマートフォン――「KT610」

 「LG-KT610」はSymbianOS/S60プラットフォームを採用したHSDPA対応のスマートフォン。サイズが若干大きなストレートスタイルで、横から開くとQWERTYキーボードとディスプレイが現れる。NokiaのE90 Communicatorライクなスタイルをしているが、サイズは一回りくらい小さく、片手でも操作できそうだ。背面には4行表示の小型ディスプレイとダイヤルキーのみがあり、閉じた状態では一般的な携帯電話として利用できる。発売時期と価格は現時点では未定とのことだ。

Photo QWERTYキーボードを搭載したスマートフォン「KT610」。背面はベーシックな携帯電話といった印象だ。ヒンジの内側にボリューム調整用の上下キーがあるのがユニーク。背面には200万画素カメラを装備する。本体にはシボ加工が施され、皮のような手触りだ

Photo キーは正方形に近く、適度なクリック感がある。ディスプレイの左右にはステレオスピーカーを備え、ビジネス用途だけではなく音楽やビデオ鑑賞用途にも利用できる。ボディ形状が似ている「Nokia E90」と並べると、KT610は一回りほど小さい


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月08日 更新
  1. 楽天モバイル網から「KDDI網への流入トラフィックが大きく減少」と松田社長 ローミングの現状に言及 (2026年11月06日)
  2. 「iPad mini」きょう発売 シリーズ初の防水と有機EL 「iPhone Duo」との価格差、誰向けか【まとめ】 (2026年11月06日)
  3. 12月から変わるahamoの新料金を検証 165円値上げでも“実質値下げ”になる人は? 他社とも比較 (2026年11月04日)
  4. 「iPhone Duo」を売るだけで1台12万円の利益 香港の発売日に起きた“買い取り狂騒曲”、昼には相場が急落 (2026年11月07日)
  5. NTTドコモが「不正アクセス事案」「5G SAの通信障害」について説明 不正アクセスでは「見舞金」の支払いも検討 (2026年11月06日)
  6. ドコモが業績予想を上方修正 好調な「ドコモ MAX」と「料金値上げ」の勝算、残るネットワークの課題とは (2026年11月07日)
  7. 「povoの新規加入が非常に順調に伸びている」背景は? 今後は「2枚目→メイン」利用狙う――KDDI松田社長 (2026年11月07日)
  8. もう一度使いたい「auのケータイ」はどれ? KDDI公式X反響 “INFOBAR”にG'zOne”――他にも名機たくさん (2026年11月07日)
  9. ドコモの通信障害が「復旧」 原因は「5G SA契約者を収容する交換機における輻輳」 (2026年11月06日)
  10. Suicaのキャンペーンまとめ【11月6日最新版】 teppayで20〜35%還元、1万JRE POINT還元も (2026年11月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー