モバイルSNSの魅力、“コンテンツはモバゲー、コミュニケーションはmixiモバイル”

» 2008年03月06日 10時44分 公開
[ITmedia]

 MobileMarketing.JPは3月5日、「モバイルSNSブランドおよびアクティブ利用状況」に関する自主調査結果を発表した。同調査は2007年12月、12歳から52歳までの全国のケータイユーザーを対象に行ったもので、有効サンプル数は352サンプル。

 モバイルSNSブランド比較では、「モバゲータウン」はコンテンツの魅力、「mixiモバイル」はコミュニケーションの魅力で高い評価を得た。10代ではモバゲータウンブランドがコンテンツの魅力、コミュニケーションの魅力の両面で高い評価を獲得しているが、フィルタリングの導入により、コミュニケーション魅力に大きな影響が出る可能性があるという。

 モバイルSNSの利用頻度については、「いつも利用する」と「たまに利用する」を含むアクティブ利用者は、「モバゲータウン」が42.6%、「mixiモバイル」が36.1%、「GREE」が25.9%。そのほか、「プチゲーフレンズ」は10.2%、「StyleWalker」は8.5%、「エキモバ」は6.8%、「Yahoo Days」は5.4%、「Gocco」は2.8%、「Any」は0.6%となった。

 モバゲータウンの未認知率は4.3%と非常に低く、CMなどの広告による認知率アップの影響が大きいことが分かる。また、取り込んだユーザーをうまく優良顧客に誘導できていることがうかがえた。他方、mixiモバイルはトライアル率が低いためアクティブ利用が少ないものの、優良顧客は23.9%となっており、使うユーザーと試したことのないユーザーの二極化の傾向が見られる。なお、複数のモバイルSNSをアクティブ利用しているユーザーは、約3割となった。

 MobileMarketing.JPは、同調査のリポートを3万円で販売する。また、別途見積りにより調査結果を再集計し、ニーズにあったリポートも提供するという。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年11月10日 更新
  1. 「古いiPhoneでLINE使えなくなる」ポスターに批判殺到 掲示元の「ノジマ」に意図を聞いた (2025年11月08日)
  2. “RICOH GR”とコラボしたカメラスマホ「realme GT8」の実機を見てきた (2025年11月09日)
  3. 「Xperia 10 VII」レビュー:「即撮りボタン」搭載のカメラや新デザインで“積極的に選べる”完成度に 不満点は? (2025年11月09日)
  4. 「いまだにSuica/PASMO使えない」駅へ行ったら、「問い合わせが多い……」と駅員さんも苦労していた事情 (2025年11月08日)
  5. 3キャリアの決算で浮き彫りになった“ドコモ一人負け”の状況 何が明暗を分けたのか (2025年11月08日)
  6. セブン-イレブンで「Wi-Fiルーター」レンタルできると話題に 「めっちゃ便利」「知らなかった」と歓喜の声も (2025年11月05日)
  7. IIJmioはJALモバイル・DMMモバイル効果もあり好調 U-NEXTセットプランでデータ容量増にも期待 (2025年11月08日)
  8. “パナソニックのケータイ”が令和に復活──USB Type-C充電や約8日間の待ち受けが可、「KX-TF400」を欧州市場向けに発売 (2025年07月18日)
  9. LINEが11月から使えなくなる? スマホが旧OSのユーザーは要注意 (2025年10月23日)
  10. 縦折りスマホ「motorola razr 60s」、ソフトバンクに新規/MNPで1〜2年間、2万円台に【スマホお得情報】 (2025年11月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー