今回のウィルコムの販売ランキングは前回と同じ結果で、変動は見られなかった。
首位は「HONEY BEE」。続いて2位に「WX330K」、3位に「9(nine)+」、4位に「WX320T」、5位に「Advanced/W-ZERO3[es]」が入った。
ウィルコムの契約数は、大幅純減となり心配された2008年2月に対し2008年3月は1万8300の純増に転じた。
ただ、販売エリア別(TCAのPHS事業者別契約数参照)に見ると、もっとも契約数の多い東京・関東エリアのみ純減していたのは気になる。例えば、大都市圏を中心にカバーエリアをかなり増やし、音声サービスも始めたイー・モバイル(2008年3月は約13万の純増)や、料金を安価にしたドコモやauのデータ定額プランに少なからずともユーザーを奪われたと思える印象が残り、心配の種は消えていない。なおウィルコム単体の年間純増数も、2005年度の約86万、2006年度の約63万5000と比べ、2007年度は約8万8000の純増に留まった。
4月を迎え、ビジネスユーザー向け機種の需要が増える傾向があるが、同様にW-ZERO3シリーズの需要は高まるだろうか。またAtom搭載の「新モバイルインターネットデバイス(MID)」に期待する人も多そうだ。
ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2008年4月11日現在)は以下の通り。
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