モバイルSuicaで新幹線!に乗ってみた(9個の疑問編)(4/4 ページ)

» 2008年05月02日 15時55分 公開
[吉岡綾乃Business Media 誠]
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 以下、困ったわけではないが、使っていて気が付いたこと3点についてまとめよう。

Case 7:本当に発車6分前まで予約・変更できる?

 モバイルSuica特急券では「列車の発車6分前まできっぷが購入でき、予約の変更も何回でも可能」ということが、1つの大きなメリットとなっている。

 購入編(参照記事)にも書いたとおり、乗れる列車を検索し、予約する画面では、その時間から6分後以降の列車が表示される。そういう意味では「6分後まで大丈夫」なのだが、実際には6分後の列車を予約するのは、危険なのでオススメできない。

 なぜならモバイルSuicaのアプリでは、ログイン画面以外にも頻繁に通信が発生するからだ。1つ画面を遷移するごとに通信が発生し、しかもいちいち時間がかかるので、6分後の列車が予約画面に現れたとしても、きっぷを購入し、受け取る(=端末へきっぷ情報をダウンロードする)前に、6分が経過する可能性が非常に高いからだ。

 購入以上に危険なのが、乗る予定の列車を変更する場合。列車を変更するには、携帯電話端末からきっぷをサーバに預け入れ(=きっぷのデータをアップロードし)、その上で予約変更を行い、再度携帯電話へきっぷを受け取る(=きっぷ情報をダウンロードし、FeliCaチップへ書き込む)作業が必要だからだ。

 きっぷを購入する場合は少なくとも10分、購入済のきっぷを変更する場合は、15分以上の余裕をみておくことをオススメする。電波状況が悪い場合はさらに気を付けたい。

Case 8:モバイルSuicaにあまりチャージしていなくても大丈夫?

 今回モバイルSuica特急券を買ったとき、ふと疑問に思ったのが「新幹線のきっぷ代は、どこから引き落とされるのか?」だった。モバイルSuicaに数百円しかチャージしていなかったためだ。

 結論は、きっぷ代は、登録したクレジットカードから引き落とされる。従って、料金が請求されるのは、次回のクレジットカード引き落とし日ということになる。チャージ金額が少なくても※新幹線のきっぷは買えるので、ご安心を。

※Suicaでは、初乗り料金以上の額がチャージされていないと、改札を通過することができません。本文で述べている通り、新幹線代がチャージされている必要はありませんが、初乗り分以上は入っていないと、新幹線改札の前の一般改札を通過できないので気を付けてください(5月4日追記)。

Case 9:窓口できっぷを買うより、高くなることもある?

 長距離きっぷを買うと、発着が駅名でなく「東京都区内」「横浜市内」などとなっていることがある。これは特定都区市内にある駅から発着する長距離きっぷの場合の特例で、例えば東京だと、東京駅や上野駅で新幹線を降りたあと、電車に乗りかえ、西荻窪駅や葛西臨海公園駅などで下車しても、東京駅や上野駅で降りた場合と運賃は変わらない(下図参照)。

東京都区内(左)と、横浜市内(右)の特例エリア

 しかしこの特例は、モバイルSuica特急券には適用されない。例えば荻窪駅からモバイルSuicaで電車に乗って上野駅へ行き、上野駅から新幹線に乗ったような場合は、モバイルSuica特急券のほかに450円、別に運賃がかかる。

 今回、筆者は上野駅から乗ったので新幹線分以外の料金はかからなかったが、ケースによっては窓口できっぷを買い、「東京都区内発」としたほうが安くなる場合もあるので、気を付けたい。

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