イー・モバイルは6月10日、音声サービス対応端末として新たなラインアップを2機種追加した。そのうちの1機種が中国Huawei製の折りたたみ型音声端末「H11HW」だ。
H11HWは、ベーシックな機能を重視したコンパクトな「クラシックモデル」という位置づけ。音声サービスと下り最大3.6Mbpsでのデータ通信サービスに対応する。メインディスプレイは2インチのTFT液晶で、解像度はQCIF+(176×220ピクセル)。イー・モバイルの端末としては初めてアウトカメラとインカメラを搭載し、テレビ電話機能が利用できるのが特徴だ。日本語入力システムはATOKを搭載した。ボディカラーはブラックとホワイトの2色を用意する。
通話はBluetoothでのデータ通信中でも利用でき、話しながらPCでデータのやり取りをするといったことも可能。Bluetoothは1.2に対応している。PCから転送した楽曲データが再生できるオーディオプレーヤーも装備。音楽関連の操作は、背面に用意された操作キーでも行える。
機能をシンプルした分、初期費用が安いのが特徴で、「ベーシック」プランでも端末価格は2万9980円。2年間の利用を約束する「新にねん」プランなら5980円で購入できる。なおテレビ電話の通話料は、定額パック24に加入していれば30秒あたり18.9円、定額パック24に加入していない場合は30秒あたり37.8円となる。デジタル通信料の価格水準はNTTドコモやソフトバンクモバイルとほぼ同等だ。
| 機種名 | H11HW |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約49.5×97.8×17.5ミリ |
| 重さ | 約105グラム |
| 連続通話時間 | 約190分 |
| 連続待受時間 | 約380時間 |
| アウトカメラ | 有効約200万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約30万画素CMOS |
| 外部メモリ(確認済み最大サイズ) | microSD(2Gバイト) |
| メインディスプレイ | 約2.0インチQCIF+(176×220ピクセル)TFT液晶 |
| サブディスプレイ | 約1インチ(96×64ピクセル)有機EL、1色 |
| 主な対応サービス・機能 | ディアプレーヤー、アラーム、カレンダー、電卓、単位変換、通貨変換、タスクリスト、ボイスレコーダー、メモ帳、ワールドタイム、ストップウオッチ、タイマー ほか |
| ボディカラー | ブラック、ホワイト |
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