NECは6月16日、NTTドコモが6月19日にサービスを開始する「ホームU」を実現するIMS基盤を提供したことを発表した。
ホームUは、サービスに対応した無線LANとFOMAのデュアル端末「N906iL onefone」を、家庭内のホームU対応ホームアンテナから無線LANでブロードバンド環境に接続することで、N906iL onefoneからインターネットやiモードなどを送受信時最大54Mbpsの高速パケット通信で利用できるサービス。このホームUを実現するIMS基盤は、NECが納入するCSCF(Call Session Control Function)/PDG(Packet Data Gateway)装置で実現される。
NECのIMS基盤は、3GPP/3GPP2で標準化されている技術を利用し、IPおよびSIP技術をベースに、携帯電話ネットワーク上で新しいマルチメディアサービスを実現できるという。
なお今回同社は、ホームUを現するサービス基盤、ホームUに対応した新端末N906iL onefoneと家庭向けブロードバンドルータ「Aterm」シリーズを使用してブロードバンドモバイルオフィスを実現する「UNIVERGE “FOMA”連携ソリューション」も提供している。
無線LAN対応の「N906iL onefone」、6月19日発売──「ホームU」も同日スタート
無線LANでiモードも最大54Mbps、「ホームU」提供開始
無線LANで高速通信と定額通話が可能な“ブロードバンド”ケータイ――「onefone(N906iL)」
写真で解説する「onefone(N906iL)」
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