データ通信端末は、高速・定額データ通信に対応する上位の動向は変わらず、下位にウィルコム端末を中心にいくつかの変動があった。
首位はイー・モバイルの「D02HW」(USB型)が獲得。2位も同じくイー・モバイルの「D02NE」(PCカード型)、3位にauの「W05K」、4位にイー・モバイルの「D03HW」(ExpressCard型)が入った。
今回は8位から10位のイー・モバイル端末2機種とウィルコム端末2機種がそろって順位を上げている。これは、前回7位の「D01NX」がランク圏外へと大きく順位を下げたため。イー・モバイルは最大3.6MbpsのHSDPA通信に対応する、安価な音声“兼HSDPAモデム”の「H11HW」を発売したが、この登場で大きな影響を受けたデータ通信端末はイー・モバイルの第1弾端末として登場したCF型の3.6Mbpsデータ通信端末であるD01NXだったようだ。
なお、D01NXと同時期に登場した、PCカード型の3.6Mbps通信対応端末「D01NE」やUSB型の「D01HW」は、すでに7.2Mbps通信対応の新機種へ人気が移っている。
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