「iPhone」ほど人々に感動を与えてくれる家電はない――孫社長

» 2008年07月11日 15時34分 公開
[小山安博,ITmedia]
photo テレビCMでもおなじみの谷原章介さん(写真=左)とソフトバンク社長の孫正義氏(写真=右)

 7月11日、東京・表参道の旗艦店ソフトバンクモバイル旗艦店での早朝販売に続き、全国でも正午から「iPhone 3G」の販売が始まった。東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、販売開始に合わせて発売イベントが行われ、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏に加え、ソフトバンクモバイルのテレビCMにも出演している俳優の谷原章介さんが駆けつけた。

 発売を前に店舗前の特設会場に登場した孫社長は、「iPhoneには全世界で6800種ものアクセサリーがあり、楽しみ方が広がる。常時音楽を持ち歩け、モーションセンサーの搭載で新しい感覚のゲームが楽しめる。Yahoo!JAPANもパソコンで見るよりiPhoneで見た方が楽しめるのではないか」と、iPhone 3Gのメリットを強調。

 さらに「これほど、人々に感動を与えてくれる家電はほかに何台もない。感動と興奮を1人でも多くの人に提供したい」と話した。

photophoto 「iPhoneほど人々に感動を与えてくれる家電はそうない」とコメントする孫社長(写真=左)。谷原さんは、「インタフェースが洗練されており、ケータイのWebよりも格段に使いやすい」と絶賛した(写真=右)

photophoto カウントダウンと同時にiPhoneを高々と掲げる孫社長と谷原さん。右手にはヨドバシカメラ代表取締役社長の藤沢昭和氏(写真=左)。最初の1人にiPhoneを手渡す孫社長(写真=右)

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 「Macユーザーなので楽しみにしていた。それもソフトバンクから出てうれしい」と話すのはソフトバンクのCMに出演している谷原さん。すでにiPhoneを使用しているということで、その特徴について「インタフェースが洗練されている。ケータイのWebよりも格段に使いやすい」と絶賛していた。また、iPhoneの最大のメリットとして「App Store」の存在を挙げ、「これまでのケータイにはなかったこと。これからの可能性を広げる」と、専用アプリケーションの提供による拡張性に期待を示した。

 その後、発売カウントダウンが行われ、孫社長から最初の購入者にiPhoneが手渡された。

 iPhone 3G発売にあたりヨドバシAkibaでは、原則として深夜早朝からの行列を規制。それでも整理券待ちの列は伸び、告知通り午前8時30分から整理券の配布を開始。9時過ぎには全枚数を配布し終わり、容量16Gバイトのブラックとホワイト、8Gバイトのブラックと全モデルが開店前に売り切れた。

 入荷台数は明らかにされなかったが、主要な都内量販店には150台程度の入荷があったといい、表参道ほどではないがそれなりの台数は用意していた模様だ。なお、ヨドバシAkibaへの次回入荷日、数量は未定となっている。

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