iPhone 3G用ディスプレイ保護フィルムをいろいろ試してみた(2/2 ページ)

» 2008年08月26日 00時00分 公開
[園部修,ITmedia]
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 ではそれぞれのフィルムを実際にiPhone 3Gに貼って、その様子を見てみよう。写真はすべて左から順にアスデック「AR液晶保護フィルム」、バッファローコクヨサプライ「BSIP08FKP3」、パワーサポート「クリスタルフィルムセット for iPhone 3G」、ミヤビックス「OverLay Brilliant for iPhone 3G」、レイ・アウト「鮮やか高光沢保護フィルム」の順で並んでいる。

フィルムなしの状態

 参考までに、まったく同じ条件で撮影したディスプレイ保護フィルムを貼っていない状態のiPhone 3Gの写真も掲載しておく。ホワイトバランスはデイライトに固定しているので、オートホワイトバランスによる色味の変化はないはずだ。正面の写真は、ISO400で、シャッター速度と絞りはそれぞれ1/15秒、F5.6で撮影した。斜めにしてライトを映り込ませている写真は、ISO400、1/30秒、F5.6で撮影している。

PhotoPhoto 左が正面から液晶を写したもの、右が撮影用の蛍光ライトを映り込ませたもの

正面から見た様子

 フィルムを貼ったiPhone 3Gを正面から撮影してみた。ホワイトバランスを太陽光に固定し、シャッター速度1/15秒、絞りをF5.6にしてマニュアル露出で撮影。ISO感度は400としている。さすがに正面から見た印象はどれもほとんど変わらない。当たり前ではあるが、画面が暗くなったり色味が変わったりするものはなかった。

PhotoPhotoPhoto 左からアスデックの「AR液晶保護フィルム」、中央がバッファローコクヨサプライの「BSIP08FKP3」、右がパワーサポートの「クリスタルフィルムセット for iPhone 3G」。ARコートを施していないBSIP08FKP3やクリスタルフィルムセットには若干映り込みが見られる
PhotoPhoto 左がミヤビックス「OverLay Brilliant for iPhone 3G」で右がレイ・アウト「鮮やか高光沢保護フィルム」。OverLay Brilliantにはほんの少し映り込みが見られる。一方鮮やか高光沢保護フィルムは強力なARコートで映り込みを抑えている

蛍光灯を映り込ませた様子

 今度は反射時の印象を見るため、わざと画面に蛍光灯を映り込ませて撮影した。こちらも露出はすべて統一してある。ホワイトバランスは太陽光、シャッター速度は1/30秒で、絞りはF5.6とした。ISO感度は同じくISO400だ。

 表面をハードコートのままにするか、反射防止用のARコートを施しているかで結果が大きく異なる。これは屋外での空の映り方などにも通じるので参考にしてほしい。一目見て明らかに異なるのが、レイ・アウトの鮮やか高光沢保護フィルムだ。蛍光灯の映り込みが紫色になっており、唯一カレンダーのアイコンがはっきり視認できる。アスデックのAR液晶保護フィルムもARコートのおかげで反射が低減されているが、鮮やか高光沢保護フィルムほどではない。

PhotoPhotoPhoto 左からアスデックの「AR液晶保護フィルム」、バッファローコクヨサプライの「BSIP08FKP3」、パワーサポートの「クリスタルフィルムセット for iPhone 3G」。ARコートを施したAR液晶保護フィルムは若干の反射低減効果が見られる
PhotoPhoto 左がミヤビックス「OverLay Brilliant for iPhone 3G」で右がレイ・アウト「鮮やか高光沢保護フィルム」。鮮やか高光沢保護フィルムの反射の少なさは特筆に値する。このARコートは確かな効果がありそうだ

保護フィルムのサイズ

 最後に、保護フィルムのサイズについても見ておきたい。傷の付きにくさや反射防止能力に加えて、ディスプレイに貼ったときにカバーしてくれる面積が、製品ごとに若干違う。保護フィルムというからには、ディスプレイ表面をすみずみまでカバーしてくれるに越したことはないのだが、モノによっては1ミリ程度のすき間ができるものもあり、するとその部分に傷が付きやしないかと気になってしまう。またこれは好みの問題だろうが、ホームボタンの周囲の処理は、円形に穴を開けているものと、端から切り込みを入れてカットしているものがある。カットされているシートのカバーされない部分は、実は指でよく触る部分でもあるので、擦り傷などが付くのではないかと心配になる。

PhotoPhotoPhoto

PhotoPhotoPhoto 左のアスデックの「AR液晶保護フィルム」は、サイズが心持ち小さめで、周辺にはほんの少しすき間ができる。ホームボタン周辺は円形にくりぬかれているが、直径は若干大きめのようだ。バッファローコクヨサプライの「BSIP08FKP3」は、左右に関しては縁までぴったりカバーしてくれる。ただ、ホームボタンの外周側はカットされていてむき出しになる。パワーサポートの「クリスタルフィルムセット for iPhone 3G」は、表面のほぼ全体を覆うサイズ。ホームボタンの周りは円形にカットしている
PhotoPhoto

PhotoPhoto 左のミヤビックス「OverLay Brilliant for iPhone 3G」は、若干サイズが小さめで外周部に約1ミリほどのすき間ができる。ホームボタンの周りは円形に切り抜いてあり、直径も小さめだ。レイ・アウトの「鮮やか高光沢保護フィルム」は、外周は心持ち小さめだが、ほぼ全体をカバーする。ホームボタンの周辺は半円形のカットとなっている

 ざっと量販店で入手できた代表的な保護カバー5製品を比較してみたが、いかがだっただろうか。ARコートの有無は、屋外で使う機会の多いユーザーはぜひ検討したい部分だろう。また、ホームボタン周りの処理は、好みが分かれそうなのでぜひ参考にしてほしい。

 なお、今回は光沢系のフィルムだけを選んだが、ノングレア/アンチグレア加工を施したシートを使うという手もある。ノングレア系のシートは光を拡散させる関係でコントラストは若干低くなる傾向があるものの、表面の映り込みや指紋の付着は抑えられる。

 ディスプレイ保護フィルム自体は、それほど高価なものでもなく、ある程度傷が付いてきたら貼り替えるたぐいのものなので、気に入らなければ次は別の製品を買えばいいものではあるのだが、この記事がディスプレイ保護フィルム選びの一助になれば幸いである。

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