グループ名 | 2008年9月純増数 | 累計 |
---|---|---|
NTTドコモ | 12万9700 2in1:3万3500 |
5393万7000(51.5%) 2in1:45万4100 |
KDDI | 7万4900 | 3045万1700(29.0%) |
ソフトバンクモバイル | 14万2800 ダブルナンバー:1300 |
1963万3200(18.7%) ダブルナンバー:3800 |
イー・モバイル | 5万9300 | 81万1700(0.8%) |
携帯総計 | 40万6700 | 1億483万3600 (前月比増減率 0.3%) |
電気通信事業者協会(TCA)が10月7日、2008年9月末の携帯電話・PHS契約数を発表。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の累計契約数は1億942万100となり、1億1000万契約が見えてきた。
携帯電話の契約数は1億483万3600で、8月末から40万6700の純増となっている。キャリア別に見ると、NTTドコモが12万9700契約の純増で、8月の純増から大きく数字を伸ばした。この点は「パケ・ホーダイ ダブルの導入を発表したことが好感されており、純増に大きく寄与した」(ドコモ広報部)とのこと。解約率も過去最低で推移しているという。また敬老の日需要で、「らくらくホンV」などの最適なラインアップをそろえていたこともプラスの効果があったようだ。
KDDIも7万4900の純増と、8月よりも多い純増を記録した。8月は2999万8000契約と、あと一歩及だったCDMA 1X契約が、今月ついに3000万契約を突破している。cdmaOne契約は37万4900契約で、同社の3Gへのマイグレーションはほぼ仕上げの時期に入っていると言えそうだ。
一方、ソフトバンクモバイルは8月に続いて伸びが鈍化し、純増シェアは1位を維持したものの、純増数は14万2800とドコモに迫られている。すでに17カ月連続で純増1位を続けている同社だが、急激な追い上げを見せるドコモやKDDIと、秋冬モデルでどう戦って行くのかが注目される。イー・モバイルは5万9300の純増。8月に比べて増加のペースが鈍ったが、これは「Touch Diamondを発表したことで、音声端末の買い控えが起こったのではないかと分析している」と社長室広報部はコメントした。データ通信端末は、PCとのセット販売などが依然好調に推移しているという。
MNP利用状況 | 差し引き |
---|---|
NTTドコモ | −2万6100 |
au | 5000 |
ソフトバンクモバイル | 2万1000 |
イー・モバイル | 100 |
2008年9月純増 | 累計 | |
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・システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 45万5500 | 4644万4300 |
NTTドコモ(PDC) | −32万5800 | 749万2700 |
au(CDMA2000 1x) | 7万8800 | 3007万6900 |
au(cdmaOne) | −3900 | 37万4900 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 37万2300 | 1632万500 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −22万9500 | 331万2700 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 5万9300 | 81万1700 |
・プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −200 | 3万9000 |
KDDI | −7300 | 48万0000 |
ソフトバンクモバイル | −1万4900 | 110万6400 |
イー・モバイル | 900 | 9800 |
合計 | −2万1600 | 163万5200 |
・通信モジュール | ||
NTTドコモ | 2万2600 | 150万8800 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 1万5400 | 88万1600 |
ソフトバンクモバイル | 0 | 3万2500 |
合計 | 3万8000 | 242万2900 |
・IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | 3万3400 | 4806万8600 |
EZweb(KDDI) | 5万3000 | 2583万4200 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 7万9400 | 1579万0000 |
EMnet(イー・モバイル) | 1500 | 3万4700 |
合計 | 16万7300 | 8972万7500 |
グループ名 | 2008年9月純増 | 累計 |
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ウィルコム | −1万2900 | 458万6500 |
PHS総計 | −1万2900 | 458万6500 |
ウィルコムのPHS契約数は、8月に続いて1万2900の純減となった。累計契約数は458万6500。
9月は携帯電話事業者各社が契約数を堅調に伸ばす一方で、ウィルコムは8月に続く純減を喫した。音声サービスやスマートフォン事業は好調ながら、特にデータ通信分野での競争が激化しているのが要因だ。同社の契約の多くを占めるAIR-EDGEの法人契約が、携帯電話事業者のデータ通信サービスに奪われており、解約が増えているという。
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