通話はタッチスタイルとタテスタイルで行え、何かの操作中に着信があった時もスタイルを切り替えずにそのまま通話できる。スタイル変更と連動して何か特定の機能を起動するような機能は備えないが、これは90度、180度と2段階に回転する機構の都合から、例えば90度の横向きにしたときになんらかの機能が別途起動してしまうと逆に操作しにくくなる可能性があるため、あえて搭載していないのだという。
横向きスタイルは、横向きで使うメリットのある機能のみに限定してある。利用できる機能はワンセグやカメラ、メール、iモード、フルブラウザ、静止画再生、動画再生、対応アプリなど。横向き用メニューも対応する機能だけが並び、ここから起動すると対応機能も横向きUIとともに利用できる。

横向き画面メニュー。左からiモード、メール、カメラ、ワンセグ、静止画再生、動画再生、PC動画表示のアイコンが並ぶ(左)。横向きのままiモードも閲覧可能で、専用レイアウトになっている。フルブラウザにも切り替えられる(右)横向き画面と高解像度のディスプレイを生かし、情報を左右に分割して同時に表示することもできる。分割表示はメールとiモードが対応する。左がメインウインドウ、右がサブウインドウとなり、メインウインドウの情報量を多く確保するため、通常はサブウインドウにキーガイドなどが表示される。メールは一覧画面でメインウインドウへ一覧が、サブウインドウへプレビューが表示されるほか、メインウインドウにメール入力返信画面を、サブウインドウに着信したメールを表示し、着信メールを参照しながらメールを入力するといったことも可能だ。

iモードサイトを横向きで表示。iモードサイトはコンテンツ側がワイド表示に対応しないのでフルブラウザのようにフル画面で横向き表示にはできないが、2画面に分割され、キーガイドなどが右のサブウインドウに表示されるようになっている(左)。メールは一覧を左ウィンドウに、プレビュー表示をサブウインドウに表示できる(右)このほか、メールを作成しながら右ウインドウにワンセグを表示する“ながら見メール”も可能。一覧、内容表示、作成ともに対応する。
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