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» 2008年11月21日 22時03分 公開

iPhone 2.2のアップデートポイントをチェックする (2/2)

[園部修,ITmedia]
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Podcastの直接ダウンロードに対応

 これまで、ずっと要望があったにもかかわらず実現されなかったPodcastの直接ダウンロードが実現した点もポイントの1つだ。アプリはダウンロードできるのに、Podcastはダウンロードできない点は、改善を望んでいたユーザーも多いことだろう。

 iPhone 2.2では、無線LAN(Wi-Fi)経由でも、携帯電話のネットワーク経由でもPodcastがダウンロードができるようになった。iPhone上のiTunesは、以前は無線LANに接続していないと何もできなかったが、今回のバージョンアップで新設された「Podcast」と「検索」は、何らかの接続が確保されていればいつでも利用できる。

 Podcastを開くと、App Storeのように「What's Hot」「Top Tens」「カテゴリー」という3つのメニューが表示され、そこから個々のPodcastにアクセスできる。目的のPodcastがあれば、検索機能を使って絞り込んでもいい。聞きたいPodcastが見つかったら、「無料」と表示されているボタン(もしくは価格が表示されているボタン)を押し、「ダウンロード」をタップするとダウンロードリストに追加される。10Mバイト以下のPodcastなら、すぐにダウンロードが始まる。携帯電話のネットワーク経由でアクセスしている場合は、10Mバイトを超えるPodcastは無線LANに接続してダウンロードするよう促される。

PhotoPhotoPhoto iPhone上でiTunesを開くと、検索とPodcastのみ表示できる。PodcastはApp Storeのようにジャンルや検索から選んでダウンロード可能。無線LAN接続でない場合は10Mバイト以上のPodcastはダウンロードできない。Podcast以外の画面を表示しようとすると、無線LANに接続するよう促される
PhotoPhotoPhoto あらかじめ視聴したい番組が決まっている場合は、検索するとすぐに見つけられる。検索結果から詳細を開くと、個別にPodcastがダウンロードできる。ダウンロード方法はアプリとほぼ同じ。価格(もしくは「無料」)をタップすると「ダウンロード」に変わるので、再度タップするとダウンロードが始まる

 これまでも、電車での移動中などにPodcastを楽しんでいた人は多いだろうが、iPhoneで直接Podcastがダウンロード可能になったことで、さらに視聴機会は増えそうだ。

 ただし、ダウンロードできるPodcastはあくまでもiTunesで配信されているものに限られる。また、登録したPodcastが、更新されるたびに端末に配信されるわけではなく、コンテンツをその都度1つ1つダウンロードする形になる。

App StoreのUI変更

 このほか、App Storeのユーザーインタフェースにも若干手が加えられている。これまでApp Storeでジャンルを表示すると、ジャンル名と公開タイトル数が表示されるだけだったが、iPhone 2.2のApp Storeではジャンル名の横にアプリのアイコンが表示されるようになった。このアイコンは、どんな基準で選ばれているのかは不明だが、ざっと見た感じ、ジャンル内の無料アプリの人気タイトルが表示されるようだ。

 各ジャンルの下のアプリ一覧の画面にも若干変更が加えられ、アプリを「有料アプリ人気順」「無料アプリ人気順」「リリース日」で並び変えられるようになった。iPhoneやiPod touch上でも、人気のタイトルがこれまで以上に探しやすくなっている。個別のアプリの説明ページでは、画面キャプチャが複数並ぶようになったほか、新たに「友人に知らせる」「問題をレポート」ボタンも用意されている。

PhotoPhoto App Storeのジャンル一覧にアイコンが追加された。アイコンは無料ランキングのトップアプリのものが表示されるようだ(左が2.1のApp Store、右が2.2のApp Store)
PhotoPhotoPhoto ジャンルの中はさらに有料アプリランキング、無料アプリランキング、新着順に切り替えられる
Photo アプリの情報画面には、複数の画面キャプチャデータがある場合、大きな画面キャプチャの下に小さなものが並んで表示されるようになった。「友人に知らせる」「問題をレポート」ボタンも新設されている

 ちなみにUIの変更という点では、SafariのURL入力窓とGoogle検索窓の配置も若干変わった。これまでは、URL入力窓の左にあった虫メガネをタップして検索窓を開いていたが、新バージョンではURLと検索語の窓が両方表示される。

PhotoPhotoPhoto 左が2.1のSafari、中央と右が2.2のSafari。ページ更新や中止アイコンは、URL窓の中に表示される

ホーム画面の第1画面に戻る機能を装備

 もう1つ、細かな点だが案外うれしい改善点が、「ホーム画面表示中にホームボタンを押すと第1画面に飛ぶ」機能。アプリをあまりインストールしていない人にはそれほど恩恵はないかもしれないが、何十タイトルもアプリをインストールしていくと、よく使う機能やアプリが最下段のアイコン4つ分のスペースには収まり切らなくなる。そんなときにも、よく使う機能を第1画面に集めておけば、どの画面にいてもホームボタンを押すだけで一番最初のホーム画面に戻り、目的の機能にアクセスできる。

 言葉で説明するよりも、実際の動きを見た方が速いと思うので、以下に動画も掲載しておく。


 このほかにも、HTMLメールが読みやすくなったり、Safariの安定性や性能が向上したりしているという。少し触っただけでは分からない部分や、細かなアップデートがあると思われるので、ぜひいろいろ試してみてほしい。

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