劇的な改善多数──iPhone 3Gファームウェア「2.1」は米国時間12日に配布開始

» 2008年09月10日 18時43分 公開
[ITmedia]

 米Appleは9月9日(現地時間)、年末商戦に向けたiPod新ラインアップの発表会「Let's Rock」で、新型の「iPod touch」の発売に合わせて配布を開始した最新ファームウェア「2.1」を紹介。発表会で講演したCEOのスティーブ・ジョブズ氏は、iPod touch向けのファームウェアバージョン2.1は9月9日から、iPhone向けの2.1は9月12日から配布すると話した。

 講演の中でジョブズ氏は、ファームウェア2.0から2.1へのアップデートの内容として、

  • 多数のバグフィクス
  • 通話時の接続性の向上
  • バッテリー持続時間の向上
  • クラッシュの減少
  • iTunesへのバックアップの高速化

などを挙げている。いずれも多くのiPhone 3Gユーザーが不満を感じているポイントであり、アップデートを適用すればさまざまな部分が改善されることになりそうだ。なお、音楽や各種データを同期するのに必要な「iTunes」も、iPodの新ラインアップの登場に合わせてバージョンが8に上がっている

 またiPod touchのバージョン2.1では、日本語入力時に文節ごとに区切らなくても一括で変換する機能が搭載されており、iPhoneでも同様の機能が実装されている可能性は高い。

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