ハンズフリーでも運転中の携帯利用は危険――米交通安全団体が警告

» 2008年12月06日 09時28分 公開
[ITmedia]

 交通安全を推進する米国の非営利団体、AAA Foundation for Traffic Safetyは12月4日、運転中の携帯電話利用に関する2件の調査結果を発表し、「ハンズフリー機能なら安全」という認識は間違いだと警告した。

 交通事故に遭ったドライバーの携帯電話の履歴の分析によると、運転中の携帯利用時に事故に遭うリスクは利用していない場合の4倍になるという。

 同団体のピーター・キッシンジャーCEOは、「多くの米国人が、ハンズフリー機能を使えば運転中の携帯電話利用は安全と考えているが、それは致命的なミスにつながる可能性がある」と警告。ハンズフリー機能を使っている場合でも緊急時の対応に遅れが見られ、携帯電話を手で持って利用している場合と事故に遭遇するリスクはほぼ変わらないという。

 2件の調査によれば、運転中の携帯電話の利用度について、それぞれの調査で53%と61%の回答者が月に数回は利用していると回答。またどちらの調査でも、6人に1人は運転中、常に携帯を利用しているとした。運転中の携帯利用を認めた回答者のうち、60%は携帯をそのまま利用し、34%はハンズフリー機能を利用していた。

 18歳から24歳のドライバーでは、約半数が運転中にテキストメッセージを送信したことがあると答えた。45歳以上ではこの率は5%以下だった。

 運転中の携帯電話利用については、州によって法律が異なる。カリフォルニア、コネチカット、ニュージャージー、ニューヨーク、ワシントン、ワシントンD.C.では、手に携帯電話を持って利用することを禁じている。またアラスカ、カリフォルニア、コネチカット、ルイジアナ、ミネソタ、ニュージャージー、ワシントンでは、運転中のテキストメッセージ送信を禁じている。

関連キーワード

携帯電話 | ハンズフリー | 事故


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月09日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  3. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  4. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  5. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  6. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  7. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
  8. 【ニトリ】1990円の「スマホに付けるカードケース」 マグネット対応でスタンドとしても使える (2026年02月07日)
  9. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【2月6日最新版】 1万〜2万ポイント還元や10倍還元のチャンスあり (2026年02月06日)
  10. iPhoneの日付変更で空き容量を確保する裏技は“厳禁” 実行してしまった場合の対処法は? (2026年01月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年