TCAは1月20日、携帯電話・PHS事業者がユーザーに無料で提供している「有害サイトアクセス制限サービス」の利用状況を発表した。
2008年12月末時点での有害サイトアクセス制限サービス利用者数は294万9370件。9月末には454万5810件だったので、約40万件ほど増えたことになる。
有害サイトアクセス制限サービスは、フィルタリングサービスとも呼ばれる、出会い系サイトなど、子供に見せたくないサイトへのアクセスを制限するサービス。現在では、18歳未満のユーザーに対して、親権者から「不要」との申告がない限り、ブラックリスト方式のフィルタリングサービスを適用する方針が発表されている。
| 時期 | 利用者数 |
|---|---|
| 2007年9月末 | 210万1000 |
| 2008年3月末 | 342万6000(約133万増) |
| 2008年7月末 | 429万6600(約87万増) |
| 2008年9月末 | 454万5810(約25万増) |
| 2008年12月末 | 494万9370(約40万増) |
18歳未満はブラックリスト方式のフィルタリング原則適用へ──利用数は約430万件に
ドコモ、既存のiモードフィルタユーザーにもブラックリスト適用――2月下旬から
ドコモ、未成年向けフィルタリングを「ブラックリスト」方式に変更
“契約は親名義、使うのは子供”でもフィルタを自動で適用――auケータイに「利用者登録制度」
「EZweb」の未成年向けフィルタリングサービス、10月から「ブラックリスト」方式に
ケータイのフィルタリングサービス、約8割が義務化に「賛成」
神尾寿の時事日想:フィルタリングサービスの原則適用化で、未成年向けモバイルコンテンツはどうなる?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.