米TI、45ナノプロセスの「OMAP3」――2009年後半にサンプル出荷

» 2009年02月18日 18時09分 公開
[ITmedia]

 米Texas Instrumentsは、同社の携帯電話向けアプリケーションプロセッサ「OMAP3」に、45ナノメートルプロセス製品の「OMAP36x」ファミリーを追加すると発表した。クロック周波数やビデオ性能が異なる4製品がラインアップされ、サンプル出荷は2009年後半を予定している。

 OMAP36xファミリーは、65ナノメートルプロセスの従来製品「OMAP34x」ファミリーに比べて消費電力を約25%低減しながら、グラフィックス性能を75%高めたチップセット。端末メーカーは、65ナノメートルプロセスで構築したソフトウェア資産を生かしながら、より低消費電力で高性能な端末を提供可能になるという。

 なお、OMAP3プラットフォームについてはNECが「近い将来の端末向けソリューションとして採用する予定」(NEC モバイルターミナル事業本部 本部長の田村義晴氏)としている。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年