UQコミュニケーションズから送られてきたUSB接続のUQ WiMAX対応モジュールのパッケージは、キラキラで高級感がある。まるで化粧品のようだ。シュリンクをやぶいて箱を開けると「GET SPEED」の文字とともにモジュールが現れる。中に入っていたのは、モジュールと保証書と両面に印刷された1枚のマニュアル(といってもほとんどはモジュールの導入説明とトラブルシューティング)のみと、実にシンプルだ。
今回使うことができたのは、アンテナを収容した本体部分の角度と向きを変えられる「UDO1NA」だ。角度が自由に変えられるとアピールされているUD01NAだが、実際には3段階(反対方向も含めると5段階)に角度が設定できる。本体はヒンジを軸にして回転もできるため、縦向きにUSBコネクタが取り付けられているデバイスでも角度を変更できる。アンテナを収納している本体の向きを柔軟に設定できるのがUD01NAの特徴といえるだろう。
実測した重さはキャップをつけた状態で34グラム、キャップを取って26グラム。本体の長さは、実測で約109ミリ。このうち、コネクタカバーまでは約96ミリ、本体部分は約69ミリ。本体を直角にした状態の長さは実測48ミリであったので、USBに差した状態では最小でも35ミリほどはみ出すことになる。
今回はWindows Vista Home Basicが導入されているVAIO type PにUD01NAを接続してみた。USBコネクタにUD01NAを差すと、まずは、USBメモリとして認識されてドライバが導入される。次いで、UD01NAに収録されているユーティリティのセットアッププログラムが起動する。インストールの操作は添付された説明書にも記載されているが、通常のプログラムインストールと同じなので、画面の指示どおりに淡々と進めていけばいい。
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