ドコモとソフトバンク、「かんたん携帯 821T」および後継機種に関して和解

» 2009年04月15日 16時31分 公開
[園部修,ITmedia]

 NTTドコモ、富士通、ソフトバンクモバイル、東芝の4社は4月15日、2008年3月17日にドコモと富士通が申し立てをした「かんたん携帯 821T」の製造、販売等の差し止めを求めた仮処分命令について、和解したことを明らかにした。

 3月17日の仮処分命令の申し立ては、ソフトバンクモバイルからリリースされた東芝製の端末「かんたん携帯 821T」が、ドコモの富士通製端末「FOMAらくらくホンIII」と酷似したデザインを採用していたことが発端。らくらくホンの特徴的なハードウェアやメニュー構成などが非常に似ていたため、富士通とドコモで検討の上、ソフトバンクモバイルと東芝に事前に警告を出したが、満足できる回答が得られなかったため、製造、販売等の差し止めを求める仮処分命令を申し立てた。

PhotoPhoto ドコモの「FOMAらくらくホンIII」(左)とソフトバンクモバイルの「かんたん携帯 821T」(右)
PhotoPhoto FOMAらくらくホンIII(左)とかんたん携帯 821T(右)のダイヤルキー部分の拡大

 その後19回の審尋を通して審理を行ない、かんたん携帯 821Tと、その後継機種に関して、ドコモ、富士通、ソフトバンクモバイル、東芝は和解に至ったという。和解の条件などは非公開。

 NTTドコモは「市場での公正競争の観点から、制限される部分は明確にできたので、今回の審理は有意義だった。821Tの次期機種に関しても和解することができたので、自社の主張は達成できたと考える。実質的な勝利といっていいだろう」とコメント。ソフトバンクモバイル側も「お客様にも次機種開発にも影響のない形での和解に満足しており、実質的勝利と考えている」とコメントした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月17日 更新
  1. なぜ店員によって勧めるルーターが変わる? 自宅回線から逆算する、新生活に役立つWi-Fiルーター選びの超基本 (2026年04月16日)
  2. 3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由 (2026年04月16日)
  3. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  4. YouTube、ショート動画の「視聴上限0分」設定を一般開放 ダラダラ視聴抑止へ (2026年04月16日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. KDDIがSIMフリーブランド「au Flex Style」開始、第1弾は「Nothing Phone (4a)」と「OPPO Find N6」 (2026年04月15日)
  7. 「好きな決済音」はありますか? SuicaやWAONを抑え、1位に「あの音」がランクイン――バイドゥ調査 (2026年04月16日)
  8. Google Geminiが「あなた個人に適した回答」を “パーソナル インテリジェンス”日本で提供 (2026年04月15日)
  9. 「iPhone 17 Pro」を5カ月使い倒して分かった真価 バッテリーと放熱性能には満足だが細かな不満も (2026年03月19日)
  10. 新型「Amazon Fire TV Stick HD」登場 本体をスリム化+USB Type-C端子搭載で6980円 (2026年04月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年