パナソニック モバイルコミュニケーションズ製のシンプル端末「830P」が首位を譲らないソフトバンクモバイルのランキング。2位には“実質0円”で販売されている「iPhone 3G」の8Gバイトモデルが、3位には16Gバイトモデルが前回と変わらずランクインした。
また、安価なシンプル系端末「731SC」が7位から5位に浮上、ランキング上位はますます“格安”モデルが占める様相を呈してきた。
しかし下位にはハイエンドの9xxシリーズもランキング圏外から浮上している。9位には「AQUOSケータイ 932SH」がランクイン。同モデルは有効800万画素CCDカメラや、ワンセグチューナーを2つ搭載することで2番組同時視聴や裏番組録画ができる「ダブル・ワンセグ」を採用したほか、「NEWサイクロイド機構」によりフラットな背面を実現している。10位を獲得した「930SH」は、厚さ15.2ミリのスリムボディに有効800万画素CCDカメラを搭載したモデルだ。
19日の新機種発表に伴い、今後はハイエンド系の旧モデルの値下げが進むものと思われる。スタンダード機が占める上位にそれらのモデルが迫ることはあるのだろうか。
さらに、夏モデルの第1弾として22日に発売した「832P」の販売台数も、来週のランキングでは集計される。同モデルは薄型化に定評のあるパナソニック モバイルコミュニケーションズが“ソフトバンク最薄”モデルとして開発した、厚さ約10ミリのスタンダード機だ。抜きんでた人気を誇る「830P」のように、ユーザーの心をつかむことができるだろうか?
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