NTTドコモは、7月22日から24日にかけて東京ビッグサイトで開催されるイベント「ワイヤレスジャパン2009」に出展すると発表した。東5ホールE-115にブースを構え、「変革とチャレンジ」をテーマに技術やサービスを紹介する。
主な展示内容は以下の通り。
音声対話で公共交通機関のチケットを予約できるサービス。7月21日から、みんなのドコモ研究室サイトで、同技術を利用した「しゃべってグルメ検索アプリケーション」をダウンロードできる。
携帯電話が会議中や運転中などといったユーザーの状況を自動で判断し、受信したメールの内容に応じて適切なメールを作成。ユーザーに代わって自動で返信するサービス。
2009年秋の運用開始を予定している「高性能フェムトセル基地局装置」を利用した楽曲連続再生コンテンツの視聴、在宅確認などのサービスを紹介。
ケータイカメラを通して、見ている方向にある店や駅、ホテル、観光スポットなどを表示し、徒歩による目的地への移動をナビゲーションする。7月22日からHT-03Aは「みんなのドコモ研究室から同技術を利用したアプリケーションをダウンロードできる。
携帯電話での音声対話と同期する、画面上のヴァーチャルなアシスタントとのコミュニケーションを体験できる。行動推定機能を装備しており、利用者の現在の状況やコンディションを自動的に推定し、柔軟な音声対話を行う。
遠隔のものに触った感覚や力の感覚を体験できる、遠隔操作システムのデモ。音や映像に続く新しいコミュニケーションスタイルを提案する。
さまざまな番組コンテンツが自動で携帯電話に蓄積され、時間や場所を選ばず視聴できる「ファイルキャスティングサービス」、ライブ性のある番組コンテンツをワンセグよりも高画質・高品質で提供する「高品質ストリーミングサービス」などのマルチメディア放送技術を紹介する。
7月22日の10時からは、同社代表取締役社長の山田隆持氏が「ドコモの変革の取組みと新たな成長に向けたチャレンジ」(仮)と題した基調講演を行う。場所は会議棟レセプションホールB。
ドコモはイベントの開催にさきがけ、7月15日から「WIRELESS JAPAN 2009スペシャルサイト」を開設し、ドコモの出展物に関する先出し情報を提供。会期中には展示を疑似体験できるコンテンツやワークショップの動画を配信する。
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