ドコモがホームエリア対応のHSPAフェムトセルを開発、2009年秋から運用開始

» 2009年07月07日 15時43分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo ドコモが開発した「高性能フェムトセル基地局装置」。外観は無線LANルーターのようだ

 NTTドコモは7月7日、HSPAによる高速通信が可能なほか、ホームエリア向けのサービスにも対応した新型のフェムトセル基地局を開発したと発表した。2009年秋から、運用を開始する。

 新しいフェムトセル基地局は、HSPA対応により送信(基地局から端末への通信)時に最大14Mbps、受信(端末から基地局への通信)時に最大5.7Mbpsで通信が可能。また基地局を自宅のブロードバンド回線に接続すると、設置状況などを自動的に判断し、パラメータの設定や調整を行って運用を開始できるPlug & Playにも対応した。

 2007年から運用されてきた従来のフェムトセル基地局は、屋内のエリア品質を改善するための小型基地局としてすでに店舗や地下街などでの導入が進んでいるが、新しいフェムトセルは現行のフェムトセルでは利用できない、ホームエリア向けサービスに対応するのも特徴だ。これによりドコモでは、動画や音楽などのコンテンツダウンロードや在宅通知サービス、チラシやクーポンの配信サービスなどの提供が可能になるとしている。

「高性能フェムトセル」と現行のフェムトセルの比較
装置名 高性能フェムトセル基地局装置 現行フェムトセル基地局装置
出力 20ミリワット 20ミリワット
ユーザ数 4 4
通信速度(スペック値) 送信:最大14Mbps(HSDPA)
受信:最大5.7Mbps(HSUPA)
送信:最大3.6Mbps(HSDPA)
受信:最大384Kbps
伝送路インタフェース IP(10BASE-T/100BASE-TX) IP(10BASE-T/100BASE-TX)
外形寸法(高さ×幅×厚さ) 180×135×35ミリ 184×135×40ミリ
重さ 約600グラム 約600グラム
消費電力 12ワット以下 12ワット以下

 今回開発した高性能フェムトセル基地局は、7月22日から東京ビッグサイトで開催予定の「ワイヤレスジャパン2009」ドコモブースに展示する。

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