「mirumo 934SH」は本体の裏側にカメラを搭載しているので、閉じたままサブディスプレイをファインダーにして撮影することは、構造的には可能だ。確認したところ、934SHは本体を閉じた状態ではカメラは起動できず、カメラ起動中に本体を閉じると、カメラは終了してしまった。「P-07A」や「931P」のように、大きなサブディスプレイをカメラのファインダーに使いたいところだが、934SHのカメラは本体を開いた状態で使うのが基本となる。
ただし、自分撮りをする際にカメラキーを押すと、顔がファインダーに収まっているかを表示する「自分撮りガイド」を利用できる。
934SHのサブディスプレイに設定できるホームパネル(壁紙)は、デジタル時計やアナログ時計、エチケットミラー、バッテリメーターなど計15種類が内蔵されている。ホームパネルは3種類を設定でき、サイドキーを押すと切り替わる。ツールとしての使い勝手を重視するのなら、時計やカレンダー、バッテリメーターを設定するといいだろう。「Flower Carnival」や「MOSHINEKO」「英語の絵本」などイラストのみのパネルもある。
ホームパネルは「きせかえアレンジ」とも連動しており、(ホームパネル対応の)きせかえアレンジに含まれる画像も設定できる。
このほか、音楽+アニメーションを再生する「リラクゼーションタイム」の起動中に本体を閉じると、サブディスプレイにもアニメーションが表示される。934SHは防水仕様なので、リラクゼーションタイムは入浴中の癒しのツールとしても役に立ちそうだ。
934SHの卓上ホルダは端末を横に置くタイプ。卓上ホルダに934SHをセットして充電をすると、934SHのサブディスプレイには卓上時計が横向きに表示される。この卓上時計は「サブディスプレイ設定」の「卓上時計モード」からオフにすることも可能だ。
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