Amazon、iPhoneアプリ日本版公開 写真撮って商品検索も

» 2010年06月02日 17時23分 公開
[岡田有花,ITmedia]
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 Amazon.co.jpは、iPhone/iPod touch用買い物アプリ「AmazonモバイルiPhoneアプリ」を6月3日にApp Storeで無料公開する。iPhoneのカメラで撮った写真から似た商品を検索する機能や、GPSから現在地に近いコンビニを検索し、受け取り場所として指定する機能などを備えた。

 米国で2008年末に公開したアプリの日本版。テキストで商品検索し、レビューをチェックして購入したり、「ほしいものリスト」に登録するなど、Amazon.co.jpのWebサイトとほぼ同等の機能を、iPhone/iPod touch向けユーザーインタフェースで実現した。

 本やDVDなどをiPhoneのカメラで撮影してアップロードすると、同じ商品や似た商品をAmazonのデータベースから見つけて提示する「フォト検索」機能を装備。米Amazon.com傘下のSnap Tellが開発した画像マッチング技術と、さまざまな作業を登録ユーザーに依頼するサービス「Amazon Mechanical Turk」を組み合わせたもので、まず画像マッチングで該当する商品を検索。見つからなければ人力で探して発見次第知らせる。


画像 サッカーワールドカップ南アフリカ大会の公式ガイドブックを撮影。画像マッチングで正しい結果が表示された
画像 水のペットボトルを撮影したところ、画像マッチングでは結果が出ず、人力検索の結果を待つことに


画像 現在地周辺のコンビニ受取対応店舗を表示する日本独自の機能

 DVDやCD、本など、文字入りのジャケット(表紙)がある商品は画像マッチングで見つかる可能性が高く、写真投稿から数秒程度で検索結果が表示される。楽器や洋服などは画像マッチングでは見つかりにくく、人力検索の結果を待つことになる。人力検索にかかる時間は商品によりまちまちだが、数十分程度で結果が返ってくる場合が多いという。商品の全体像を写した写真で検索するための機能で、バーコード写真からの検索には対応していない。

 現在地周辺の「コンビニ受取」対応店舗を検索できる日本独自の機能も付けた。GPSから現在地を割り出し、周辺の対応コンビニを地図上に表示。最適な店舗を選んで受け取り場所に指定できる。iPhone/iPod touchの「連絡先」に登録してある住所を、商品の送付先に指定できる機能もある。


画像 携帯電話向けサイトとiPhone向けサイト、売れ筋の違い

 Amazon.co.jpは2001年に携帯電話向けサイトをオープン。iPhoneサイトも運営している。携帯とiPhoneではユーザー層や売れ筋が異なり、携帯ではジャニーズ事務所のタレントやEXILEのCDなど10〜20代に人気の商品が、iPhoneではiPhone/iPod周辺機器やIT関連書籍がよく売れているという。アマゾンジャパンのジェスパー・チャン社長は「iPhoneアプリ提供で、Amazonでの買い物がより便利になれば」などと話している。

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