GREEモバイル版、ゲーム以外のアプリプラットフォームも開放

» 2010年10月07日 15時31分 公開
[岡田有花,ITmedia]
画像 コンテンツの例

 グリーは10月7日、SNS「GREE」のオープンプラットフォーム「GREE Platform」を拡大し、外部の企業がゲーム以外のアプリケーションも構築・提供できるようにした。まずは携帯電話限定でスタート。第1弾として同日、デコメ素材や待ち受け画像などをダウンロードできる「前田敦子アプリ」などを公開した。

 「GREE Platform」は今年3月に始動。まずゲームプラットフォームを開放し、6月に第1弾ゲームを公開した。すでに月間売上高が1億円に迫るゲームも出ており、GREE全体の1日平均のコイン(仮想通貨)利用額は、10月には6月の15倍に伸びる見通しという。

 10月7日からは、ゲーム以外のさまざまなアプリにプラットフォームを開放。まずは、待ち受け画像やデコメをダウンロードできる「小森純アプリ」(アドウェイズ・エンタテインメント)、「大島優子アプリ」「前田敦子アプリ」(サイバード)、レシピ「コウケンテツの簡単レシピ」(IMJモバイル)など10アプリを公開した。

 見た目・使い勝手とも既存の携帯電話向けコンテンツサービスと同様のものも多いが、GREEのメニューからアクセスでき、GREEの「コイン」で決済できるのが特徴。アプリの利用状況を友人に伝えるなど、GREEのソーシャル機能を生かした機能追加も可能になっている。

 GREEでは従来、自社でデコメ配信などコンテンツサービスを手掛けてきたが、プラットフォームをオープンにし、さまざまな企業の参入を促すことで、「われわれが想像できないものを作ってもらえる」と田中社長は期待する。アプリから上がった収益は、ゲームと同様、グリーが3割、アプリメーカーが7割受け取る。

画像 田中社長。完成したばかりの本社(六本木ヒルズ)のエントランスで

 アプリは順次追加される予定で、占いやデコメなど100種類近くリリースが決まっているという。今後はジャンルを広げていき、買い物や情報サイトなど、さまざまなアプリを使えるようにしたい考え。参入メーカーも募っており、「ゲームメーカーだけでなく、さまざまな企業と協力していきたい」としている。まずは携帯電話限定でスタートしたが、PC版、スマートフォン版での対応も検討していく。

 ゲーム開発者イベント「CEDEC」でもソーシャルゲーム関連のセッションがにぎわうなど、ゲーム業界関係者のSNSへの注目が急速に高まっている。ゲーム以外のアプリでもそういった流れが来ると田中社長は予想。「ゲーム以外のアプリでも成功例を作り、ゲームと同様に広げていきたい」と意気込んでいる。

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