スマートデバイスで活用するクラウドストレージサービスは大変便利だ。ただ、重要データやプライベートデータ保存におけるセキュリティ性、そして保存可能な容量と月額コストを考慮すると、それに「自宅のPCにあるデータをすべて」保存するのはまだ難しい。
そういったシーンに、自宅のPCへ手軽にアクセスできる「リモートデスクトップ」が有効だ。自宅PCのファイルをそのまま再生する使い方はもちろん、自宅PCを遠隔操作して特定のファイルだけをクラウドストレージにアップロードしてスマートフォンで取り出す──などクラウドサービスと連携し、それぞれを補う使い方もありだ。
ビジネスシーンにも応用できるかもしれない。Androidタブレットに、あたかもWindows 7が動作しているかのような環境を用意できるためだ。もちろん基本的なレスポンスは通信速度や利用機器に準じるので、まったく同じ使い勝手にはならず、そもそもセキュアなオフィスネットワーク下にある会社のPCへは接続できない可能性は高いのだが、社のセキュリティポリシーやネットワーク環境に合致する使い方を実現できるのであれば、ビジネスシーンに導入するAndroidタブレットのデメリット──セキュリティ性や既存業務アプリケーションの互換性などを解消・補完できる可能性は高まる。
ともあれLuiリモートスクリーン for Androidは、個人ユーザーが手軽に・安心して“自宅PCを遠隔操作”できるアプリケーションの1つである。上記の対応Android機器を所持するWindows 7搭載PC利用者は、まずは14日間無料の体験版で動きや使い勝手をチェックしてみてはいかがだろう。
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