「Xperia Tablet S」徹底検証(前編)――Sony Tabletからの進化を見極める:ブランド一新、中身はどうだ?(5/5 ページ)

» 2012年09月04日 11時15分 公開
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迫力のサウンドが楽しめるスピーカー付きドックも用意

・クレードル

 本体をサッと置くだけで充電できるクレードル。マルチポートに差す充電用コネクタが付属しており、標準のマルチポートカバーと差し替えることで、クレードルに本体を置くだけでの充電が可能になる。

 さらに、ステレオスピーカーのホーンとしての役割を果たすようになっており、置いた場合にはスピーカーの音圧がアップする機能も持つ(約10デシベル)。実際に試聴してみても、その効果は明らかだ。画面のチルト角度は、実測で107〜160度の間で柔軟に調整できる。ACアダプタは、本体付属のものがそのまま利用可能だ。実売価格は4000円前後。

セットするとフォトフレームのような外観になる「クレードル」は、チルト角度の柔軟な調整が行える

・HDMIアダプタケーブル/USBホストアダプタケーブル

左がUSBホストアダプタケーブル、右がHDMIアダプタケーブル

 HDMIアダプタケーブルは、マルチポートからHDMI出力するための変換ケーブル。通常のマルチポート用コネクタをHDMI出力端子に分岐する。HDMI出力端子の隣にはマルチポートも備わっており、給電しながら映像をHDMI出力することも可能だ。使用時に本体側の設定は特に必要なく、接続するだけでよい。写真や動画などを大画面で楽しむのに有用だろう。実売価格は4000円前後だ。

 USBホストアダプタケーブルは、USB機器との接続に使う変換ケーブル。タブレット本体をホストとして、マウスやキーボード、USBメモリなどのUSB機器を接続して使いたい場合に便利だ。実売価格は2000円前後。

・ドックスピーカー

 円柱形の独特なデザインが特徴的なスピーカーユニット。S-MASTERデジタルアンプを搭載しており、出力は10ワット+10ワットとハイパワーだ。一聴しただけで、本体内蔵スピーカーやクレードル装着時とは明らかに違う低音の迫力が感じられる。

 ドッキングスタンドと同様に本体背面の折り返し部分を活用してしっかり固定でき、マルチポート(USB)経由でデジタル接続される。デジタル接続は音声信号をアナログ変換しないため、信号を劣化させずにスピーカーに出力できるメリットがあるが、Androidには標準的なUSBオーディオインタフェースが実装されていないため、デジタルインタフェース仕様はソニー独自で作り込んでいる。

 背面にはステレオミニの音声入力端子もあり、付属のカードリモコンを使って音声入力を切り替えることが可能だ。ほかのアクセサリは本体と同じ9月15日の発売予定だが、このドックスピーカーのみ10月27日の発売予定となっている。実売価格は1万3000円前後の見込みだ。

円柱形のボディに出力10ワット+10ワットのスピーカーを内蔵した「ドックスピーカー」。カードリモコンも付属する


 以上、レビュー前編ではハードウェアを中心に、本体の進化点と豊富なアクセサリをチェックした。これに加えてXperia Tablet Sでは、ソフトウェア面でも見どころが多く、ソニー独自のアプリとサービスへの対応が大きなウリとなる。レビュー後編では、こうしたソフトウェア面を中心に検証していく。

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