Android向けバッテリー管理アプリ「トレンドマイクロ バッテリーエイド」:1タップで省電力設定に切り替え

» 2012年10月02日 14時57分 公開
[ITmedia]
トレンドマイクロコンシューママーケティング部の石橋氏

 トレンドマイクロは10月2日、スマートフォン向けバッテリー管理アプリ「トレンドマイクロ バッテリーエイド」のβ版を発表、同日16時よりGoogle Playを通じて配布する。β版は無償で、有料版が11月にリリースされる予定だ。対応OSは、Android 2.2/2.3/4.0/4.1。

 トレンドマイクロ バッテリーエイドは、Android端末のバッテリー駆動時間を延長するユーティリティアプリ。電話/SMS以外の通信機能を一括でオフにする「電話専用モード」をはじめ、Wi-FiやBluetoothなどの通信機能、画面の明るさなどを最適化して、消費電力を抑制する機能を備える。また、現在の消費電力をグラフィカルなメーターで表示できるほか、同社のクラウドデータベース「Mobile App Reputation」と連携して、インストールされたアプリの電力消費量を3段階で表示する独自機能も搭載している。

 トレンドマイクロコンシューママーケティング部の石橋氏は、Androidユーザーの多くはバッテリー駆動時間で悩みを抱えているが、その一方でOSの設定項目をマニュアルで操作するのは面倒という問題があると指摘。トレンドマイクロ バッテリーエイドを使うことで設定の手間を省けると開発の背景を説明する。「効果は使い方によって変わりますが、バッテリー駆動時間を50分程度は伸ばすことも可能です」(同氏)。

トレンドマイクロ バッテリーエイドのホーム画面。バッテリーの推定駆動時間が表示される(写真=左)。「よく使うアプリ以外を停止」など、最適化項目のカスタマイズも可能。設定によるバッテリー延長時間も表示される(写真=中央)。Androidの内部情報を参照して、電力を消費している項目をグラフィカルに表示できる(写真=右)

電話専用モードに切り替えると、基本的な通話やSMS以外の機能がオフになり、バッテリー駆動時間を簡単に延ばすことができるという(写真=左)。詳細設定タブの画面。バッテリー残量警告やフル充電通知、「Mobile App Reputation」の参照の有無などを設定できる(写真=中央/右)。

 Android端末のバッテリーの消費を抑制するアプリはすでに存在するが、同社製品の独自機能として、「ウイルスバスター モバイル for Android」で利用されているアプリ評価システム「Mobile App Reputation」と連携しているのも目を引く。この評価システムは、もともとアプリの不正な挙動やプライバシーリスクを検出するために運用されているが、一方でデバイスのリソースを(過剰に)消費するアプリのデータ収集も行っている。これにより、アプリごとの消費電力を3段階(ライト/ミドル/ヘビー)で表示し、個別にオン/オフも行える(ただし、ここで評価されるのはあくまでCPUやメモリといったシステムリソースの消費量で、無線LANモジュールなどのハードウェアにひも付けられた電力消費量ではない)。

 このほか、スタンバイ時に無線ネットワークによる通信を抑制する「スタンバイ Eco」機能や、一定時間無線に接続していない場合にWi-Fiによる通信を抑制(15分おきにWi-Fiの状態をチェックする)する「Wi-Fi Eco」機能なども搭載する。

マルウェア対策向けに使われているレピュテーション技術と連携するのがポイント。アプリごとのリソース消費レベルを参照できる

 なお、11月に発売が予定されている製品版の価格は現時点で未定だが、1000円程度を検討しているという。また、同製品を「ウイルスバスター モバイル for Android」に統合する予定はいまのところないとしている。

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