写真で解説する「VEGA PTL21」手かざし操作に対応(1/2 ページ)

» 2012年10月22日 18時15分 公開
[今西絢美(ゴーズ),ITmedia]

 「VEGA PTL21」は、auから登場するPantech製のスマートフォンとしては第3弾モデルに位置する。“VEGA”という名称はPantechのスマートフォンブランドであり、すでに韓国国内では9機種が発売されている。もちろん日本では、今回の「VEGA」がシリーズ初のモデルだ。

 搭載OSはAndroid 4.0で、1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載。サイズは約65(幅)×129(高さ)×10.8(厚さ)ミリで、重さは約134グラム。メモリはROMが約16GバイトでRAMは約1Gバイトとなっている。赤外線通信、おサイフケータイ、ワンセグを搭載し、さらにはNFCや防水(IPX5/7等級)・防塵(IP5X等級)にも対応する。発売は11月2日。

photophoto 端末カラーはリュクスブラックとプレシャスホワイトの2色。約4.3インチ HD TFT液晶を搭載する(写真=左)。背面を見ると、リュクスホワイトはややマットでざらつきがあり、プレシャスホワイトはつるりとした仕上がりだ(写真=右)

photo 背面には4G LTEの文字と外部スピーカーが確認できる。おサイフケータイにも対応した

photophoto 端末左側の側面上部に電源と音量ボタンを配置。下部に機種名が記載されている(写真=左)。端末右側側面にはボタン等がない(写真=右)

photophoto 本体上部に3.5ミリイヤフォンジャックと外部接続端子のMicro USBを搭載する(写真=左)。本体下部のくぼみに爪を引っ掛けて背面カバーを外す(写真=右)

photophoto バッテリー容量は1810mAh。防水・防塵対応のため、背面カバーのバッテリーパック周辺にはパッキンが付いている(写真=左)。バッテリーを外すと、au Micro IC Card(Micro SIM)とmicro SDのスロットが出てくる。外部メモリはmicroSDXCで最大64Gバイトまで対応(写真=右)

 本機の目玉機能ともいえる「VEGA Motion」は、赤外線センサーが手の動きを感知して、画面の前で手を振るだけでさまざまな操作ができるインタフェース。韓国で発売しているモデルではインカメラを使って手の動きを感知していたが、「電池の消費を気にする日本の国民性に合わせ、バッテリー消費を抑えるために赤外線センサーを用いている」(説明員)という。

 この機能で操作できるのは、電話着信、Eメール着信、SMS着信、PCメール着信、PCメールのスクロール、おはなしアシスタント、ブラウザ、ワンセグ、動画、ミュージック、ギャラリー、ThinkFree Office、カレンダーの操作で、それぞれを任意で設定可能だ。

photo 本体上部のカメラの横あたりに赤外線センサーがあるので、ここを意識して手を動かす

photophoto 各操作は任意でオン/オフを設定できる

photo ブラウザをスクロールするには、赤外線センサーの近くで手を上下に動かす。検索したレシピを見ながら料理をするときや、手袋をしたままでスマホを操作したいときに便利。手の動きとのタイムラグはほぼ感じない

photophoto 「おススメ」タブにこのように用意されている(写真=左)。VEGA Motionは通知パネルからもオン/オフを切り替えられる(写真=右)

 また、カメラの「Voice Shot」機能では、音声でカメラのシャッターを切ることができる。「はい」「はい、せーの」「せーの」「はい、チーズ」「ピース」「いち、にい、さん、はい」「さん、にい、いち、はい」の7つの単語を認識し、それと同時に写真が撮れる。ただし、音声を認識する際はサーバーに接続するため、若干のタイムラグが生じるのと、オフライン時にはこの機能を使用できない。また、「騒がしい場所では音声を認識しにくい」(説明員)ため、できるだけ静かな場所のほうが使いやすい。

photophoto シャッター機能のオン/オフ表示のうえに、音声認識のアイコンが表示される。このアイコンの表情により、認識できたかどうかが分かる(写真=左)。「カメラ」アプリの「設定」からVoice Shotのオン/オフを行なう

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